他のクライアントからのレポートライタ対象のコピー 

前提条件

この機能は、 同じシステムにあるクライアントとの間でレポートライタ対象をコピーする場合にのみ使用できます。コピー元のレポートライタ対象がコピー先と異なるシステムに保存されている場合は、ユーティリティ→移送→インポートおよびエクスポート機能を使用してください。

レポートライタ対象を使用中のクライアントにコピーする際、既存の対象が警告なしに上書きされます。

手順

  1. 任意のレポートライタレポート : 第一画面から、ユーティリティ→移送→コピー元クライアントを選択します。
  2. レポートライタ : 元クライアントから < 対象 > をコピー画面が表示されます。

  3. 必要に応じて、元クライアントと選択条件を入力します。
  4. 入力したデータによって、元クライアントから作業中のクライアントへコピーされるデータが決まります。

  5. 必要に応じて、追加詳細グループボックスにフラグを設定します。
  6. − 選択一覧なしのコピーを選択した場合、対象は作業中のクライアントへ直接コピーされます。

    この場合、コピーする対象は対象一覧からは選択しません。

    − 依存対象を伴ってコピーを選択した場合、レポートライタ対象はその依存対象をすべて伴ってコピーされます。

    たとえば、レポートをエクスポートして、依存対象を伴ってコピーを選択した場合、そのレポートに定義されているすべてのレポートと対象 ( セット、変数、論理式、ライブラリ、および標準レイアウト ) がエクスポートされます。

    この項目は、別のクライアントへ標準レイアウトをコピーする場合には表示されません。

    レポートライタ対象にコピーされる依存対象を決定するには、 レポートライタ対象のエクスポートのテーブルを参照してください。

    リリース 3.1G から、 CO グループ ( 原価センタグループ、原価要素グループ、利益センタグループなど ) は依存対象として移送できなくなりました。このため、対象クライアントで CO グループが不用意に上書きされることはなくなりました。 CO グループを別のクライアントにコピーする場合は、セットまたは階層更新機能を用いて、段階を分けて行うようにします。

  7. プログラム→実行を選択します。

選択一覧なしのコピーを選択した場合、レポートライタ : クライアントから < 対象 > をコピー画面で入力した基準に従って、クライアントから作業中のクライアントへレポートライタ対象が自動的にコピーされます。

選択一覧なしのコピーを選択しなかった場合、クライアントから、レポートライタ : クライアントから < 対象 > をコピー画面で入力した基準を満たすすべての対象が一覧表示されます。

a) コピーする対象をそれぞれ選択します。

b) < 対象 > →コピーを選択します。

システムは、作業中のクライアントにレポートライタ対象をコピーします。