ジョブの実行 

用途

ジョブ定義の最後のステップは、ジョブの実行です。

ジョブを実行する際、入力した選択条件に従って、ジョブのレポートにデータが選択されます。このデータは、元データベースまたは抽出ファイルから選択されます。

元データベースからのデータを選択する場合は、最初に選択を行った上で、関連するデータレコードを書式設定します。データの量によっては、処理に大変時間がかかる場合があります。特に、大量データの評価には、非常に時間がかかります。

システムパフォーマンスを向上させるには、レポートを定期的に抽出して保存されることをお奨めします。抽出には、レポート表示に必要なレポートデータ ( 構造情報を含む ) しか含まれません。抽出を使ってレポートを呼び出す際、システムは抽出ファイルにアクセスするため、読み込むデータは元のデータベースよりも少なくなります。この結果、処理時間が大幅に短縮されます。

特殊

ジョブを実行する際、入力した選択条件に従って、データがすでに存在するかどうかが判別されます。データ抽出がすでに存在する場合、ダイアログボックスが表示され、既存の抽出内容が一覧表示されます。そこで、照会したいレポート抽出を選択することができます。

入力した選択条件に合う抽出がない場合は、データベースからデータが選択されて、レポートが表示されます。レポートを終了する際、ダイアログボックスが表示され、レポートを抽出として保存するかどうか尋ねられます。

抽出ファイルに保存されたデータは、システムのロードに影響を与えずに、リトリーブして評価することができます。

リリースのアップグレード ( たとえばリリース 3.0 からリリース 3.1 など ) を実行する際、レポートライタが すべてのジョブを生成し直すため、抽出として保存したすべてのレポートは削除されます。抽出は、 R/3 システムの更新レベルをアップグレードする場合 ( たとえば 3.0C から 3.0D へのアップグレード ) には削除されません。

リリースのアップグレードの場合、レポート一覧を保存する唯一の方法は、印刷機能を使ってスプール一覧をアーカイブする方法です。印刷ダイアログボックスでアーカイブモードの設定をアーカイブのみまたは印刷およびアーカイブに変更する必要があります。このようにすると、スプールファイルがアーカイブされます。その後、アーカイブ済みのスプールファイルをリトリーブして、レポート一覧を印刷することができます。

ジョブは、以下のような方法で実行することもできます。

ジョブ中のレポートにはすべて同じ変数を入れ、入力パラメータがジョブのすべてのレポートに使われるようにしてください。

システムパフォーマンスを向上させるには、バックグラウンド処理を使って大量データを評価するレポートを実行します。

参照:

ジョブの実行

レポートデータの複数選択

レポート出力の機能

バックグラウンドでのジョブの実行

ジョブのバリアントの登録