計算キー数値の定義 

レポートライタの計算キー数値は、セルの概念を拡張したものです。 キー数値では、列の中で小計を差し引くなど、さまざまなセル計算がレポートの中で実行されます。キー数値は、レポートの列と行のマトリクス内のキー数値ブロックの特定の位置を正確に示します。

次の図に、レポートでのキー数値の例を示します。

 

 

上の図では、 1995 年度の現行キー数値 ( 当期資産 / 当期負債 ) を貸借対照表の下部に表示しています。このキー数値を定義するには、レポート行とレポート列のセット中のシンボルで指示されたセルをオペランドとする論理式を使用します。

次の手順で、上の図に示したキー数値例を定義します。

  1. キー数値テキストを定義します。
  2. 次のキー数値テキストを定義します。

    − キー数値ブロック

    キー数値ブロックはキー数値のマトリクスで、レポートで使いたいすべてのキー数値を一覧表示します。1つ以上のキー数値を含むキー数値ブロックを定義することができます。定義したテキストは、キー数値の計算結果を表示するレポート行に表示されます。

    − キー数値行 ( 複数も可 )

    このテキストは、キー数値ブロックのキー数値行 ( 複数も可 ) に定義します。このテキストは、キー数値ブロック ( 複数も可 ) のレポート行に表示されます。入力した 1 行ごとに、現行のキー数値ブロックに 1 行生成されます。

    − キー数値列 ( 複数も可 )

    このテキストは、キー数値ブロックのキー数値列 ( 複数も可 ) に定義します。このテキストは、キー数値ブロック ( 複数も可 ) のレポート列に表示されます。入力した 1 行ごとに、現行のキー数値ブロックに 1 列生成されます。

    上の図のレポートでは、キー数値ブロックのテキストと行テキストはともに現行キー数値で、列テキストは 1995 です。

  3. キー数値論理式を定義します。
  4. キー数値ブロックに定義するキー数値行 / キー数値列の交差位置ごとに、行と列が交差する位置に表示する金額を計算するキー数値論理式を定義します。

    上の図のレポートでは、行組合せ現行キー数値と列組み合わせ 1995 を求めるキー数値論理式を定義しています。

    レポートライタは、上の図のキー数値を計算するために、当期資産合計額 (CA) と当期負債合計額 (CL) を表すセットのシンボルを使用します。そして、当期資産を当期負債で割り、レポートに表示します ( レポートの行定義で指示 ) 。キー数値論理式は、 CA/CL です。

  5. キー数値セルを定義します。
  6. キー数値論理式で使用する各セル ( / 列組み合わせ ) を定義します。

    上の図のレポートのキー数値論理式には、セル CA( 当期資産額 ) CL ( 当期負債額 ) が含まれます。このキー数値では、当期資産 ( セル名 CA) を当期負債 ( セル名 CL) で割っています。

    − セル CA

    行組合せはシンボル ASSETS( 単一次元セット TD-RACCT-GBS の資産合計 ) で、列組合せはシンボル TD-HSL0( データセット TD-ACT-HSL の国内通貨合計 ) です。

    − セル CL

    行組合せはシンボル LIABILIT( 単一次元セット TD-RACCT-GBS の負債合計 ) で、列組合せはシンボル TD-HSL0( データセット TD-ACT-HSL の国内通貨合計 ) です。

    論理式とキー数値ブロックの両方またはいずれかを入力したレポート行を参照するキー数値セルを定義することもできます。

  7. レポートの行ブロックにキー数値を挿入します。

キー数値を定義したら、レポートの行ブロックにキー数値ブロックを挿入します。

キー数値ブロックは、任意のレポート登録画面から、次の手順で定義します。

  1. ジャンプ→キー数値と選択します。
  2. レポート登録 : キー数値ブロック画面が表示されます。

    キー数値テキストの定義

  3. 名称項目に、定義するキー数値ブロックのテキストを入力します。
  4. 編集→行と選択します。
  5. これで、 < キー数値ブロック名 > からの行画面が表示されます。

  6. 必要に応じて、以下のデータを入力し、続行を選択します。
  7. − キー数値行の前に表示する文字を表すコードを入力します ( B 項目 )

    − キー数値行のあとに表示する文字を表すコードを入力します( A 項目 )

    − キー数値行を強調表示する場合は、 H フラグを立てます。

    − キー数値行を表示する色を表すコードを入力します ( C 項目 )

    − キー数値ブロック内の個々の論理行間に改ページや空白行を挿入するかどうかを指定します。

    − キー数値行に表示するテキストを入力します。

    入力したテキストはキー数値ブロックの行に表示されます。

  8. 編集→列と選択します。
  9. これで、 < キー数値ブロック名 > からの列画面が表示されます。

  10. 必要に応じて、以下のデータを入力し、続行を選択します。
  11. − キー数値列に使用する印刷クラスを入力します。

    − キー数値ブロック内の個々の論理列間に改ページや空白行を挿入するかどうかを指定します。

    − キー数値列に表示するテキストを入力します。

    入力したテキストはキー数値ブロックの列に表示されます。

    キー数値論理式の定義

  12. 編集→論理式と選択します。
  13. これで、 < キー数値ブロック名 > からの論理式画面が表示されます。レポートで使用するキー数値ごとに、キー数値を作成するための論理式を定義しなければなりません。

  14. 画面の中でキー数値金額を表示する部分にカーソルを移動し、論理式を選択します。
  15. ダイアログボックスが表示されます。

  16. ダイアログボックスで、レポートで使用するキー数値を表す論理式を入力し、続行を選択します。
  17. キー数値論理式を作成するときは、 レポートライタでのセット論理式の使用の表に示す演算子を使用することができます。キー数値の論理式はユーザが定義でき、キー数値を計算するためのセル名を必要な数だけ入力することができます。

    キー数値は、 < キー数値ブロック名 > からの論理式画面のキー数値行と列テキストが交差する位置に表示されます。

    セルを定義するときは、セルを の文字で囲んで入力しました。キー数値に競るを定義するときも、この形で入力する必要があります。

  18. 続行を選択し、 < キー数値ブロック名 > からの論理式画面を終了します。
  19. キー数値セルの定義

  20. 編集→セル一覧と選択します。
  21. これで、全セル一覧画面が表示されます。

    セルを定義すると、定義フラグが立てられます。使用回数項目は、セルがレポートのキー数値または列論理式で使用された回数を表します。

    キー数値セルは、レポートセルと同じような方法で定義します。セルは、レポート内の特定の位置を正確に示します。レポートライタは位置を見つけ出すと、対応する値 ( 金額 ) をキー数値の論理式に使用します。

    セルの組合せを定義するには、シンボルを使用します。シンボルは、セット明細またはセットヘッダに割り当てる名称で、レポートセルの行と列の組合せを定義します。シンボルを使って、セット中のすべての値を表すことも、個別のセット値を表すこともできます。

    シンボルについての詳細は、 レポートライタでのシンボルの使用を参照してください。

    論理式とキー数値ブロックの両方またはいずれかを入力したレポート行を参照するキー数値セルを定義することもできます。

    :

    レポートに以下の行が含まれるとします。

    ・ 収益勘定 ( 行ブロック 1)

    ・ 費用勘定 ( 行ブロック 2)

    ・ 収益および費用勘定の集計 ( 行ブロック 3)

    この行は、論理式 001 + 002 を使用して入力します。

    これにより収益勘定および費用勘定の集計を参照するキー数値ブロックのセルを定義することができます ( レポート定義の行 3 に入力した論理式 )

    したがって、この新しい拡張機能を使用するために、キー数値セルの定義手順が少し変わります。

  22. 定義する最初のセルにカーソルを移動し、セル定義を選択します。
  23. セル < セル名 > の定義のダイアログボックスが表示されます。ブロック番号項目に、セルの行組合せを入力する、行ブロックの番号を入力します。

  24. 続行を選択します。
  25. 表示されるダイアログボックスは、前のダイアログボックスのブロック番号項目に入力した行ブロックのタイプによって決まります。

    行ブロックがセット行ブロックの場合 :

    セル < セル名 > の定義のダイアログボックスが表示されます。

    この画面で、セルに行組合せと列組合せを定義します。

    セル用の行組合せとして使用するシンボルを選択するには、以下の手順に従います。

    a) - ブロック番号項目の行ブロック番号をチェックします。前のダイアログボックスに入力した行ブロック番号が、デフォルト値として表示されます。項目の隣にあるその他行ブロックを選択すると、行組合せに別の行ブロックを選択することができます。

    b) 行組合せ定義を選択します。

    行組合せとして使用できるシンボル名を一覧するダイアログボックスが表示されます。

    c) 行組合せとして使用するシンボルを選んで、 選択を選択します。

    組合せ項目にシンボル名が表示され、シンボル名が定義されるセットの名称がセット ID 項目が表示されます。

    セル用の列組合せとしてシンボルを選択するには、以下の手順に従います。

    a) ブロック番号項目にブロック番号を入力します。

    b) 列組合せ定義を選択します。

    列組合せとして使用できるシンボル名を一覧するダイアログボックスが表示されます。

    c) 列組合せとして使用するシンボルを選んで、 選択を選択します。

    組合せ項目にシンボル名が表示され、シンボル名が定義されるセットの名称がセット ID 項目が表示されます。

    行ブロックが論理式行ブロックの場合 :

    セル < セル名 > の定義のダイアログボックスが表示されます。

    この画面で、セルの列組合せを定義します。論理式行は1つのレポート行から構成されるため、行組合せは前のダイアログボックスで入力した行ブロック番号によりすでに決められています。

    セルの列組み合わせとして使用するシンボルを選択するには、以下の手順に従います。

    a) ブロック番号項目にブロック番号を入力します。

    b) 列組合せ定義を選択します。

    列組合せとして使用できるシンボル名を一覧するダイアログボックスが表示されます。

    c) 列組合せとして使用するシンボルを選んで、 選択を選択します。

    シンボル名が組合せ項目に表示され、シンボル名が定義されるセット名がセット ID 項目に表示されます。

    行ブロックがキー数値行ブロックの場合 :

    セル < セル名 > の定義のダイアログボックスが表示されます。

    この画面で、キー数値ブロックに行組合せおよび列組み合わせを定義します。

    a) キー数値ブロックの行番号を入力します。

    b) キー数値ブロックの列番号を入力します。

    キー数値ブロックを参照するキー数値セルを定義する場合、まずキー数値を行ブロックとしてレポートの行定義に挿入しなければなりません。

    詳細は、次の“行ブロックへのキー数値の挿入”の項を参照してください。

  26. キー数値セルを追加定義します。
  27. 詳細は手順 12 13 を参照してください。

  28. この画面では、レポート登録 : 第一画面 ( レポート定義の登録) テーブルにある次の追加処理機能を使用することができます。さらに、次のテーブルの機能も使用することができます。

追加処理機能 - レポート登録 : キー数値ブロック画面

選択

目的

編集→行

キー数値行のテキストを定義する。

編集→列

キー数値列のテキストを定義する。

編集→論理式

キー数値論理式を定義する。

編集→セル一覧

キー数値セルを定義する。

編集→ブロック挿入

キー数値ブロックを挿入する。

編集→ブロック削除

キー数値ブロックを削除する。

ジャンプ→レイアウト→レイアウトリセット

全パラメータを標準レイアウトの初期値にリセット

補足→特性一覧

レポートで使われる特性の一覧を表示する。

補足→言語更新 ...

新規レポート言語に分岐 ( 例、レポートテキストに言語固有のテキストを入力するため ).

補足→その他の標準レイアウト ...

レポートに新規標準レイアウトを割り当てる。

補足→しきい値 ...

しきい値条件を入力し、特定のレポート列の値によって、レポート行を色で強調表示または印刷する。

 

行ブロックへのキー数値の挿入

レポート内でキー数値を使用するには、レポート行にキー数値を挿入しなければなりません。

  1. ジャンプ→行と選択します。
  2. レポート登録 : ヘッダ画面が表示されます。

  3. キー数値を表示させたい行ブロック行にカーソルを移動させます。
  4. 編集→キー数値挿入を選択します。
  5. 定義済のキー数値の一覧がダイアログボックスに表示されます。レポートにキー数値が1つしか定義されていない場合、レポート登録 : 画面にはこれが表示されます。次の情報を入力します。

  6. レポートに使用するキー数値を選択して、選択を選択します。

レポート登録 : 画面に、選択されたキー数値が表示されます。