行の定義 

  1. 任意のレポート登録画面で、ジャンプ→ヘッダを選択します。
  2. レポート登録 : ヘッダ画面が表示されます。

  3. レポート行ブロックとして使用するセット名を入力します。
  4. 基本セット、データセット、単一次元セット、または多次元セットを使用することができます。

    セットにある特性がすでにレポートの列ブロックで使用されていたり、選択条件として使用されている場合、このセットを入力することはできません。 1 つのレポート内で、同じ特性を複数の行ブロックで使用することも、複数の特性を行ブロックで使用することもできますが、同時に列ブロックまたは選択条件として使用することはできません。

    システムにまだ登録されていないセットは、入力することができます。セットを登録するかどうかの確認が求められ、登録するのがレポートセットであるのか、一般セットであるのかを選択する一連のダイアログボックスが表示されるので、該当するセットタイプを選択します。

    リリース 4.0 からは、レポートが使用するテーブル以外のテーブルの特性について登録されている基本セットと多次元セットを入力できるようになりました。この場合、行ブロックセットの特性が、レポートのテーブルにある対応の特性と互換性を持っている必要があります。

    テーブル GLT1 を使用するライブラリにレポートを登録し、レポート行に勘定の階層を入力したいと思います。テーブル CCSS の原価要素特性 (KSTAR) に登録された管理会計原価要素グループは、行ブロックとして入力することができます。この場合、原価要素特性は、テーブル GLT1 の勘定特性と互換性を持ちます。

    レポートにおけるセットのテーブル依存用途は、データセットおよび多次元セットには使えません。

  5. 必要に応じて、行ブロックごとに以下のデータを入力してください。
  6. − 行ブロックの前での改ページや、行ブロックの間への空白行の挿入を指定します。

    列ブロックの前で改ページするには、改ページ項目に * を入力します。

    行ブロックの前に特定数の空白行を挿入するには、必要な空白行数を改ページ項目に入力します。

    − 特定の行ブロック ( 行ブロックのセットテキスト ) にカラムヘッダを挿入するかどうかを指定します。該当する行ブロックにカラムヘッダを挿入するようシステムに指示するには、 ヘッダ印刷を選択します。

    − 行ブロックを非表示にするかどうかを指定します。指定すると、行ブロックはすべての列ブロックに対して表示されません。非表示ブロックには論理式とキー数値、またはそのいずれかで参照することはできますが、行ブロックはレポートに表示されません。

    − 行ブロックを無効にして、レポートに表示しないようにするかを指定します。

    行ブロックを無効にすると、レポートライタでは行ブロックが完全に無視されます。無効となった行ブロックをキー数値または行論理式で参照することはできません。この機能は、テストの目的で使用することができます。

    − 行ブロック内にあるすべてのレポート行の +/- 符号を切り替えるかどうかを指定します。このチェックボックスを設定すると、 +/- 符号は必ずレポート行のそれぞれの値について切り替えられます。

    行ブロックに割り当てられた +/- 符号変更フラグにより、標準レイアウトパラメータで +/- 符号変更フラグに指定された印刷クラス設定が上書きされます ( レポート登録 : レイアウト : 表示画面 )

    − 行ブロックの合計を表示するための下位集計レベル ( 開始レベル ) を入力します。 0 より大きい値または小さい値を入力することができます。

    − 行ブロックの合計を表示するための上位集計レベル ( 終了レベル ) を入力します。 0 より大きい値または小さい値を入力することができます。

    行ブロックに割り当てられた集計レベルにより、標準レイアウトパラメータでレポート全体に割り当てられた集計レベルが上書きされます ( レポート登録 : レイアウト : 行合計画面 ) 。これらの集計レベルは、画面にレポートを出力させた後で変更することができます ( レポーと出力の機能を参照してください )

  7. 入力を選択します。
  8. 行ブロックのテキストが表示されます。行ブロック項目でセット、論理式、キー数値を入力したかどうかに応じて、セット論理式キー数値ブロックのいずれかの項目にフラグが立てられます。

    レポートライタでは、あらゆるセットクラスのセットを使用することができます。ただし、セット名は、1つのセットクラスの中だけで一意です。

    2つの異なるセットクラスに存在するセット名を入力すると、ダイアログボックスが表示されて、行ブロックとして使いたいセットを指定できます。

  9. 行ブロックにテキストをさらに入力する場合は、次の手順に従ってください。
  10. a) テキストを入力する列ブロックにカーソルを移動し、 補足 ® 追加テキストを選択します。

    行ブロック番号のテキスト < 番号 > ダイアログボックスが表示されます。

    b) 以下のデータを入力してください。

    リード列項目 :

    リード列に独自にテキストを入力する場合は、 テキストフラグを選択します。テキストフラグの隣にある項目に、テキストを入力します。

    行セットに入力したテキストをリード列のテキストとして使用する場合は、セットからのテキストフラグを選択します。このオプションはデフォルト設定です。

    総計項目 :

    最上位の行ブロック合計に独自にテキストを入力する場合は、 テキストフラグを選択します。テキストフラグの隣にある項目に、テキストを入力します。

    行セットに入力したテキストを行の総計のテキストとして使用する場合は、セットからのテキストフラグを選択します。このオプションはデフォルト設定です。

  11. この画面では、レポート登録 : 第一画面 ( レポート定義の登録) テーブルにある次の追加処理機能を使用することができます。さらに、次のテーブルの機能も使用することができます。

追加処理機能 - レポート登録 : 第一画面

選択

目的

編集→セット照会

行ブロックとして使用するセットを照会する。

編集→セット変更

行ブロックとして使用するセットを変更する。セット更新トランザクションを更新できるようにするには、その前にレポートを保存しておく必要があります。

編集→選択 ...

行セットの特性情報を入力する。詳細については、 行ブロックの特性情報の入力を参照のこと。

編集→無効列 ...

行ブロック / 列ブロックの組合せを無効にする。詳細については、 行ブロック内の列ブロックの非活動化を参照

編集→セット挿入 ...

行ブロックにセットを挿入する。 セット選択ダイアログボックスが表示され、既存のセットを検索するための選択条件を入力することができます。

編集→論理式挿入

論理式を挿入する。詳細については、 行ブロックへの論理式の挿入を参照

編集→キー数値挿入

キー数値を挿入する。詳細については、 行ブロックへのキー数値の挿入を参照

編集→行ブロック削除

行ブロックを削除する。

ジャンプ→レイアウト→レイアウトリセット

全パラメータを標準レイアウトの初期値にリセット

補足→特性一覧

レポートで使われる特性の一覧を表示する。

補足→言語更新 ...

新規レポート言語に分岐 ( 例、レポートテキストに言語固有のテキストを入力するため ).

補足→その他の標準レイアウト ...

レポートに新規標準レイアウトを割り当てる。

補足→しきい値 ...

しきい値条件を入力し、特定のレポート列の値によって、レポート行を色で強調表示または印刷する。

補足→追加テキスト ...

リード列および / または総計の行ブロックテキストを追加入力する。

補足→未割当値

行ブロックを未割当値の行ブロックとして定義する。データ選択基準を満たす値を決定するために、 未割当値行ブロックは別の行ブロックに割り当てられますが、参照する行ブロックにはまだ含まれていません。詳細については、ヘルプを選択して追加ヘルプを呼び出して下さい。

 

行ブロック一覧の下にある行挿入および行削除の各アイコンを使用して、空白の行ブロックを挿入し、行ブロック行を削除することができます。

参照:

行ブロック内の列ブロックの無効化

行ブロックの特性情報の入力

行ブロックへの論理式の挿入

行ブロックへのキー数値の挿入