レポート用のセットテキストの入力 

レポートの行 / 列ブロックでセットを使用すると、レポートライタは、レポートで特に他に定義されない限り、セットで入力されたテキストを印刷します。レポート用のテキストは、基本セット、データセット、単一次元セット、複合次元セット用の セット登録および変更 : セット画面のテキスト項目に入力します。

レポートの行 / 列を定義するときに レポート登録 : / 画面で補足→追加テキスト機能を使用して、リード列とレポート合計に特定の行 / 列ブロックを入力することもできます。このテキストは、セットヘッダのテキストの代わりに使用されます。

基本セットでは、セット登録 : 基本入力画面のセット明細のテキスト ( ) 項目にある、セットの明細ごとにテキストを入力することができます。次に、このセットを行ブロックまたは列ブロックで使用すると、テキストを含むセット明細ごとに、値を説明するテキストが表示されます。セット明細テキストを入力しないと、レポートライタは該当するマスタファイルのテキストを使用します。

レポートライタは、セットのヘッダテキストを、セットに対応する小計のテキストとして使用します。セット名のテキストは、セット登録および変更 : ヘッダ画面のテキスト項目に入力することができます。

レポートライタ処理の概要のレポートでは、基本セット TD-RCNTR-12 にセットヘッダテキスト 原価センタ、基本セット TD-RACCT-INC にはセットヘッダテキスト 収益勘定、基本セット TD-RACCT-EXP にはセットヘッダテキスト 費用勘定が含まれています。 ( 勘定テキストは FI の勘定マスタファイルから読み込まれ、原価センタテキストは CO の原価センタマスタファイルから読み込まれます。 )

データセットでは、セット登録 : 基本入力画面のセット明細のテキスト ( ) 項目にある、セットの明細ごとにテキストを入力することができます。次に、このセットを行ブロックまたは列ブロックで使用すると、テキストを含むセット明細ごとに、値を説明するテキストが表示されます。データセット明細にテキストを入力しないと、レポートライタは事前定義列のテキストを使用します。

レポートライタの処理の概要のレポートでは、データセット値 HSL-0 のセット明細テキストは 国内で、データセット値 KSL-0 のセット明細テキストは グループとなっています。

基本セットと同様に、セットヘッダテキストは、 セット登録および変更 : ヘッダ画面のテキスト項目に入力することができます。

単一次元セットの場合、セットヘッダテキストは、セット登録および変更 : ヘッダ画面のテキスト項目に入力することができます。

切替特性を持つレポートの例 ( レポート行でのセットの使用を参照 ) では、単一次元セット TD-RACCT-IE のセットヘッダテキストは 収益 / 費用勘定となっています。

複合次元セットの場合、セットヘッダテキストは、セット登録および変更 : ヘッダ画面のテキスト項目にしか入力できません。レポート行ブロックで複合次元セットを使用すると、セットヘッダテキストがリード列のヘッダとして表示されます。

レポートライタ処理の概要のレポートでは、複合次元セット TD-CC-ACCT のセットヘッダテキストは 収益および費用 / 原価センタとなっています。このテキストはレポートのリード列ヘッダとして表示されます。