用途
セット内では、論理式を使って計算をすることができます。
セット内で論理式を使用して、セット明細を別のセット明細から差し引くよう、システムに指示することができます。
論理式は、演算子、演算数、絶対値、および括弧から構成されます。
論理式は、どの基本セットまたはデータセットにも使えますが、単一次元セットおよび複合次元セットには使うことができません。
機能
論理式登録のルール
論理式の演算子
記号 |
演算子 |
+ |
加算 |
- |
減算 |
* |
乗算 |
/ |
除算 |
* * |
指数 |
( ) |
括弧 |
SIN |
正弦 |
COS |
余弦 |
TAN |
正接 |
SQRT |
平方根 |
TRUNC |
整数への切捨て |
INT |
整数への切捨て |
DIV |
商 ( 整数の除算 ) |
MOD |
余り ( 整数の除算 ) |
ABS |
絶対値 |
EXP |
指数関数 (n x) |
LOG |
対数 |
ROUND |
丸め |
リリース
既存の論理式は、新しい式に自動的に変換されます。
したがって、論理式を含んだセットを変更する必要はありません。
レポート列に定義されているセットの
IF
’ 001 ’ > 1000 THEN ’ 001 ’ ELSE 0最初のレポート列
( セット明細 001) の値が 1000 よりも大きい場合はこの値が 2 列目に表示され、最初の列の値が 1000 未満の場合は2列目に0の値が表示されます。詳細は、
ブール論理についてを参照してください。
たとえば、セット明細
2つ目の論理式
( セット明細 004) を入力して、セット明細 001 と 002 の合計の 50% を計算したいと思います。 これは、論理式 ’ 003 ’ / 2. を入力して行います。 この論理式の演算数 ’ 003 ’ はセット明細 003 で計算された論理式の結果を参照します。セットへの論理式の入力は、 セット登録
/ 変更 : 基本入力の各画面で行います。 基本セットまたはデータセットへの論理式の入力に関する詳細は、 セットでの値および論理式変数の入力を参照してください。論理式変数での論理式の使用
変数の値を決定する 論理式変数という変数を登録することができます。
変数論理式には、前述の表に記載された演算子を使用することができます。
論理式には、次のものも使うことができます。
使用する変数は、論理式変数に入力したものと同じテーブル名を使う必要があります。
変数とユーザ
Exit を論理式に入力する場合は、その両側に一重引用符 ( ’ ) を入力します。 変数に論理式を登録する際、上記の“論理式登録のルール”で説明した構文ルール使います。参照:
論理式変数の登録