変数に使われるテーブル項目の名称は、変数の説明として初期設定されます。 この説明は、必要に応じて変更できます。
− 全値を選択した場合、変数に初期値を入力する必要はありません。 変数が使用する項目に可能な値がすべて定義されているセットが自動的に登録されます。
原価センタ次元に VAR-CTR というセット変数を登録し、 全値フラグを立てるとします。 レポート定義で変数 VAR-CTR を使用してレポートを実行した場合、入力した選択条件にしたがって すべての原価センタにデータが選択されます。
− 初期セットを選択する場合は、変数に初期セット名を入力します。 入力できるのは、基本セットおよび単一次元セットのみです。 初期セットのテーブル項目には、登録するセット変数のテーブル項目との互換性が必要です。
システムから変数の入力が要求される際 ( レポートライタレポートの実行時など ) 、初期セットが自動的に表示されます。 初期セットを使っても、セット変数に新規セット名を入力してもかまいません。
セットと値の入力を選択した場合、レポート選択画面には、セットに対する入力項目が 1 つと、特定の値または値範囲に対する入力項目が表示されます。
セット変数を管理会計テーブルの項目に登録する場合は、セット変数を含むレポートを実行する際に、セット変数と置き換えられる対象を CO グループのみに限定するかどうかを指定します。
たとえば、テーブル CCSS の原価要素項目 (KSTAR) にセット変数を登録し、 グループのみで置換を選択した場合、セット変数は原価要素グループだけと置換でき、他のセットには置換できません。
追加処理機能 - セット変数登録 : 基本データ画面
選択 |
目的 |
ジャンプ→パラメータ ID... |
変数の初期値に SET/GET パラメータを入力 |
ユーティリティ→変数ディレクトリ |
変数のディレクトリを照会 |
ユーティリティ→未使用変数 |
システムで使われていない変数のディレクトリを照会。 その後、必要に応じてその変数を削除することができます。 |
ユーティリティ→移送→エクスポート |
変数を外部ファイルへエクスポート |
ユーティリティ→移送→インポート |
変数を外部ファイルからインポート |
ユーティリティ→移送→コピー元クライアント |
変数をクライアント 000 ( または別のクライアント ) から使用中のクライアントへコピー |
ユーティリティ→移送→移送依頼 |
カスタマイジングの移送依頼への変数の取り込みと変数の移送。 詳細は、 特別目的元帳 (FI-SL) についての導入ガイド (IMG) の セット / 変数移送の処理を参照のこと。 |