セット内での代表値の使用
代表値は、基本セットまたは単一次元セットに入力されたすべての値を表すときに使われるもので、計画、階層ロールアップおよびレポートで使用できます。
計画
計画で代表値を使用すると、計画値の入力対象である次元のグループを表わすことができます。
勘定の基本セットを登録して、そこに
階層ロールアップ
階層ロールアップを定義すると、ロールアップヘッダセットには、次元ロールアップの対象となる階層
( 原価センタ階層など ) を含む単一次元セットが含まれます。各セットに対する代表値は、次元階層の単一次元セット内で入力します。この代表値は、たとえば階層セット内の他のすべての原価センタからデータをロールアップする先のノード原価センタなどを表します。ロールアップでセットが処理されると、代表値を使用してデータレコードが登録されます。レポート
原価センタ階層を含むレポートを登録します。チェック機能を使ってレポートを出力すると、各階層レベルごとにデータ抽出が登録されます。代表値を権限チェックに使用して、特定のデータ抽出に他のユーザがアクセスしないようにすることができます。その代表値に対する権限を持ったユーザだけがレポート抽出の照会を許可されます。
原価センタ階層を含むレポートを登録し、レポートヘッダには、原価センタ管理者名を照会します。原価センタ管理者名は、原価センタのマスタデータで定義します。階層内の特定の原価センタノードに代表値を入力した場合、レポートを照会すると、代表原価センタの管理者名がレポートヘッダに照会されます。