定義
単一次元セット
は、次元内に階層を構築するときに使用します。単一次元セットは、基本セットおよびそれと同じ次元を使う他の単一次元セット、あるいはそのいずれかを組み合わせて登録します。基本セット ASSETS および LIABILITIES は、勘定という同一の次元を使用するため、組み合わせることができます。
単一次元セット内では、異なる次元を使用するセットを組み合わせることはでき ません。 1 つ以上の次元を使用するセットを組み合わせるには、複合次元セットを使用します。
下の図は、基本セット ASSETS および LIABILITIES ( 勘定次元 ) を含む BAL-SHEET という単一次元セットを示しています。
用途
このセットをレポート行に使用した場合、レポートは資産勘定
(1000010 、 1000020 〜 1000050) を一覧表示し、次に負債勘定 (2000010 、 2000020 〜 20000500) を一覧表示します。下の図は、レポート行の単一次元セット
BAL-SHEET を使用する貸借対照表の例を示しています。
上の図で、レポートライタではデータセット
ACT-GRP を使用して、レポートするデータを選択しています。レポートには、 1995 年度のグループ通貨における実績データだけが含まれます。レポートでは、単一次元セット BAL-SHEET ( 基本セット ASSETS および LIABILITIES) に定義された順序で勘定が表示されます。セット内の値の順序を変更すると、レポート内の値の順番も変更されます。上の図では、資産が負債の前に一覧されます。負債を資産の前に一覧したい場合、