代入処理タイプ情報の入力 

代入処理タイプを使用すると、ロールアップの処理過程で代入データをレシーバ次元に転送することができます。 代入処理タイプは、ユーザが項目移動で入力する代入処理タイプコードで識別されます。 2 つ以上のロールアップ順序に同じ代入処理タイプコードを使用することができます。

CONV という代入処理タイプを定義して、値 300000 を勘定コード 500000 500020 に代入し ( 番号 1) 、値 400000 を勘定コード 600000 600020 に代入する ( 番号 2) ことができます。 次に、勘定次元のデータを転送する項目移動に、代入処理タイプコード CONV を入力します。 ロールアップを実行すると、勘定コード 500000 500020 は勘定コード 300000 に変更されて集計されます。勘定コード 600000 600020 は勘定コード 400000 に変更されて集計されます。

代入処理タイプを 項目移動変更 : データ画面から追加するには、次の手順を行います。

  1. ジャンプ→代入を選択します。
  2. ビュー変更 ”ロールアップ代入” : 概要画面が表示されます。

  3. 編集→新登録値を選択します。
  4. 以下のデータを入力してください。
  5. − 代入処理タイプ名

    − 連続番号

    − 代入値を受け取るテーブル名

    − 代入された値を受け取る次元名

    − 代入値

    代入条件が満たされると、この項目に入力した値が元の値に代入されます。

    代入処理タイプコード CONV( 上例 ) に対して、値 30000 を入力できます。

    − システムにロールアップ代入 Exit を参照させるためのユーザ Exit 番号

    代入条件が複雑すぎてこのテーブル内で定義できない場合 ( たとえば、ユーザ定義テーブルを読み込みたい場合 ) 、代入 Exit と呼ばれるユーザ定義のルーチンに代入を定義することができます。 一般に、ユーザ Exit を入力する場合、 定数値項目に値を入力する必要はりません。 ユーザ Exit に関する詳細は、 ユーザ Exit とロールアップを参照してください。

    − 代入ルール

    ロールアップ代入処理タイプで使われれる代入ルールは、すべてテーブル GLU1 ( アプリケーション領域 GU 、呼び出し位置 0002). で登録しなければなりません。

    代入ルールの登録についての詳細は、 ルールの登録を参照してください。

  6. ビュー変更 ”ロールアップ代入” : 概要画面では、以下の追加処理機能を使用することができます。

追加処理機能 - ビュー変更 ”ロールアップ代入” : 概要画面

選択

目的

位置

既存の代入処理タイプに位置付け

テーブルビュー→変更→照会

変更モードから照会モードへ切替え

テーブルビュー→照会→変更

照会モードから変更モードへ切替え

テーブルビュー→印刷→標準一覧

システムで定義されたの全代入処理タイプを印刷

テーブルビュー→印刷→変数一覧

ユーザ定義の選択条件に基づく特定の代入処理タイプの印刷

テーブルビュー→保存

代入処理タイプ定義の保存

テーブルビュー→移送

修正番号で移送目的のテーブルを準備

編集→新登録値

新規の代入処理タイプの登録

編集→選択→全選択

継続処理のため、すべての代入処理タイプを選択

編集→選択→全選択解除

選択した代入処理タイプの選択解除

編集→選択→ブロック選択

継続処理のため、代入処理タイプのブロックを選択

編集→削除

選択した代入処理タイプの削除

編集→別名コピー ...

選択した代入処理タイプのコピー

編集→項目内容変更 ...

選択した代入処理タイプの修正

編集→変更を元に戻す

選択した代入処理タイプの、直前の定義への変更

ジャンプ→次エントリ

次の代入処理タイプへの移動

ジャンプ→前エントリ

直前の代入処理タイプへの移動

ジャンプ→他エントリ ...

特定の代入処理タイプへの移動

選択→内容別 ...

画面上に表示された項目別に代入処理タイプを表示

選択→全選択エントリ

選択されている全代入処理タイプの表示

選択→全変更されたエントリ

変更されたの全代入処理タイプの表示

選択→全登録されたエントリ

直前に登録された全代入処理タイプの照会

選択→削除されたエントリ照会

直前に削除された全代入処理タイプの照会

ユーティリティ→他システム

代入処理タイプエントリと別のシステムのエントリ
(
例、テストシステム vs 本稼動システム ) の比較

ユーティリティ→依頼 ( オーガナイザ )

移送依頼の更新および照会などのために、ワークベンチオーガナイザーを呼出

 

  1. テーブルビュー→保存を選択して、代入処理タイプを保存します。