ロールアップヘッダの登録 

  1. 以下のデータを入力してください。
  2. − ロールアップテキスト

    − 権限グループ ( 必要に応じて )

    ユーザに、このロールアップを登録、照会、更新、実行、および取り消しする権限を求める場合は、この項目に権限グループ名を入力します。 ユーザ権限を必要としないな場合には、この項目を空白にしておきます。

    − センダテーブル名

    センダテーブルは、ソースデータが収められているデータベースです。 標準ロールアップでは、この項目にのみ入力します ( 階層およびエクスポートロールアップは 1 つのテーブル内でロールアップされます )

    − レシーバテーブル名

    レシーバテーブルは、データのロールアップ先となるデータベースです。

    − リセットセット名 ( 該当する場合 )

    この項目に入力したセット名により、新規データのロールアップ前にロールアップ元帳でリセットされるレコードが選択されます。 パフォーマンス上の理由から、リセットセットには以下の次元を含めなければ なりません

    元帳

    レコードタイプ

    バージョン

    会社 ( ローカルまたはグローバル )

    また、リセットセットには、次の次元は使用 できません

    クライアント

    期間

    年度

    セットとロールアップについての詳細は、 セットとロールアップを参照してください。

    リセットセットを定義して、勘定コード 100000 のデータ項目をゼロにリセットすることができます。 ロールアップを実行すると、まず勘定コード 100000 のデータ項目がレシーバテーブルでゼロにリセットされ、次にロールアップヘッダセットに定義した選択条件を満たす全データ項目に、データが追加されます。

    − ロールアップを処理するための、ユーザ Exit と呼ばれるユーザ定義のルーチン

    システムにユーザ Exit を参照させるには、 ユーザ Exit 項目にユーザ Exit 番号を入力します。 ユーザ Exit に関する詳細は、 ユーザ Exit とロールアップを参照してください。

    − ロールアップヘッダセットの名称

    このセットは、ロールアップに定義されたすべての順序に使われます。

    この項目で入力した複合次元セット名により、ソース元帳からロールアップされるデータが選択されます。 パフォーマンス上の理由から、リセットセットには以下の次元が含まれなければ なりません

    元帳

    レコードタイプ

    バージョン

    会社 ( ローカルまたはグローバル )

    リセットセットには、次の次元は使用 できません

    クライアント

    期間

    年度

    階層ロールアップを定義する際は、ヘッダセットに階層次元の単一次元セットを取り込んでください。

    セットとロールアップについての詳細は、 セットとロールアップを参照してください。

    − ロールアップが階層ロールアップである場合に、ロールアップを処理するときに使いたい次元の名称

    また、階層次元を含む単一次元セットも、ロールアップヘッダセットに定義する必要があります。 階層ロールアップにはこの項目のみを入力します。 階層ロールアップについての詳細は、 ロールアップのタイプ参照してください。

    − ロールアップに使用する項目移動の名称

    項目移動により、ソース元帳からロールアップ元帳に転送される次元が決定されます。 階層ロールアップにはこの項目のみを入力します。

    − ロールアップが階層ロールアップの場合、ロールアップ元帳名

    − エクスポートロールアップを登録する場合、レシーバシステムへのデータの集計方法を指定します。

    レシーバシステムに転送される際にデータを集計したくない場合には、集計なしのフラグを立てます。 データは一対一の割合で転送されます。

    項目移動を使ってレシーバシステムに転送する際データを集計したい場合には、項目移動のフラグを立てます。 項目移動名を入力してください。

    ロールアップの処理にデフォルト値を入力するには、処理オプションのフラグを立てます。 ロールアップを実行または取り消す際には、これらのデフォルト値が表示されます。

    − 実行後にロールアップ取り消しのオプションが必要な場合には、明細書込のフラグを立てます。

    明細書込フラグを立てると、明細が明細データベースに書き込まれます。 ロールアップを取り消す予定がない場合 ( または大量のデータをロールアップする場合 ) 、不必要にデータベースが更新されるのを避けるために 明細書込フラグを空白にしておきます。

    − ロールアップ元帳の既存ロールアップデータに新規のロールアップデータを追加したい場合には、累計値フラグを立てます。

    新規ロールアップを既存のロールアップデータに上書きしたい場合は、このフラグを空白にしておきます。

    − ロールアップ元帳に空白のレコード ( 金額項目の値がゼロのレコード ) を挿入したい場合は、 金額 0 でレコードを書込フラグを立てます。

    勘定グループの全ての勘定 ( 金額がゼロの勘定も含む ) を示すレポートを作成する場合、金額項目がゼロのレコードもロールアップ元帳に含めなければなりません。 空白のレコードがロールアップ元帳に含まれていないと、金額がゼロの勘定のサマリレコードは登録されず、レポートにも利用できません。

    − セット階層内で内部取引を相殺したい場合、取引から内部取引相殺フラグを立てます。

    この項目は、ロールアップが階層ロールアップの場合、および階層ロールアップでロールアップしている次元にマスタファイル ( たとえば、 RCNTR( レシーバ原価センタ ) および SCNTR( センダ原価センタ )) で定義されている取引先次元がある場合のみ使用することができます。

    原価センタ領域内の最終原価センタ間で原価を配分した場合、会社間取引を相殺することができます。

    取引先集計フラグを立てて、センダ原価センタとレシーバ原価センタとの間でデータを集計してください ( 階層ロールアップの場合のみ )

  3. ロールアップ < > 登録 : ヘッダ画面では、以下の追加処理機能を使用することができます。

追加処理機能 - ロールアップ < > 登録 : ヘッダ画面

選択

目的

編集→選択

ロールアップヘッダに定義されたセットまたは項目移動の照会と更新 ( 照会 / 更新したいセットまたは項目移動にカーソルを合わせます )

ジャンプ→ロールアップ順序

ロールアップ順序の情報の入力 ( 標準ロールアップの場合のみ )

補足→履歴

ロールアップの改訂履歴の表示

補足→ロールアップ文書化

ロールアップ定義の文書化およびロールアップ結果の記録

補足→ロールアップのチェック

ロールアップのエラーチェック

 

  1. ロールアップを保存するには、ロールアップ→保存を選択します。