ユーザ Exit とロールアップ 

ユーザ Exit は、システム処理中にプログラムのアクセスをシステムに指示する 3 文字のコードです。 ロールアップでは、以下のユーザ Exit を使用できます。

このユーザ Exit は、 ロールアップ < > 登録 : ヘッダ画面のユーザ Exit 項目で入力します。 システムによるユーザ Exit へのアクセスは、ロールアップを実行するための内部テーブルへの入力が行われた後で実行されます。 この時点で、ロールアップの期間間隔チェックなどの一般チェックを行うことができます。

このユーザ Exit は、 項目移動変更 : データ画面の選択後にユーザ Exit 項目で入力します。 この終了を使って、ロールアップされるデータの選択条件がより詳しく定義されます。

このユーザ Exit は、 項目移動変更 : データ画面の更新前にユーザ Exit 項目で入力します。 システムによるユーザ Exit へのアクセスは、レシーバレコードの登録が完了した後で行われます。 ユーザ Exit は、データ項目の代入処理にのみ使用できます。

このユーザ Exit は、 項目移動変更 : データ画面の終了項目か、ビュー変更 ”ロールアップ代入” : 概要画面のユーザ Exit 項目で入力します。 ( どちらの終了も同じ機能を実行します。 ) このユーザ Exit は、キー項目代入の実行に使えます。 特定の次元がセンダからレシーバに移動すると、ユーザ Exit へのアクセスが行われます。

ユーザ Exit では、以下の構造が使われます。

SAP が供給する標準ユーザ Exit はプログラム RGIVS000 に保存されています。

ユーザ独自のユーザ Exit プログラムを定義することもできます。 ユーザ Exit プログラムを作成する場合、このプログラム名はカスタマイジングでクライアント依存のユーザ Exit( テーブル T80D) のテーブルで定義する 必要があります 詳細は、 特別目的元帳に関するガイド (IMG) クライアント依存ユーザ Exit の更新に必要なステップを参照してください。