明細データベースとロールアップ 

ロールアップによって明細データベースを更新するかどうかを定義することもできます。ロールアップにより明細データベースが更新される場合、ロールアップされた各レコードについて明細が書き込まれます。ロールアップに対して明細が明細データベースに書き込まれると、そのロールアップは取り消すことができます。ロールアップ明細を使用して、集計ロールアップデータからソース元帳に保存されているオリジナルデータへドリルダウンすることもできます。

明細が登録されていない場合、そのロールアップの取り消しはできません

以下を行う時に、明細が更新されるようシステムを設定することができます。

ロールアップヘッダに入力した明細更新情報は、ロールアップの実行時にデフォルトとして提案されます。

不要な更新を避けるため、ロールアップの実行後にそれを取り消したい ( データはリセットセットを使ってリセットできるため、通常これは必要ありません ) か、集計ロールアップデータからオリジナルデータへドリルダウンしたい場合、あるいはその両方を行いたい場合を除いては、明細データベースは更新 しないでください

ロールアップ用の明細データを転記するには、明細データベースを 1) 実績ロールアップデータおよび 2) 計画ロールアップデータ用にインストールする必要があります。明細データベースのインストールに関する詳細は、 特別目的元帳のための導入ガイド (IMG) を参照してください。