按分コードの登録 

按分コードは、ローカル元帳およびグローバル元帳またはそのいずれかに登録できます。按分コードによって、合計計画金額の計画期間への付替方法が決まります。金額の付替先となる期間を各按分コードに定義し、合計額のうちこの期間に付け替える金額を各期間に定義します。

按分コードは独立したオブジェクトであり、割り当て先の計画パラメータには依存しません。按分コードを変更すると、その按分コードを使用する全計画パラメータについて、その変更が有効です。

次の手順で、按分コードを登録します。

  1. 会計管理→財務会計→特別目的元帳を選択し、次に計画ローカル計画値 ( ローカル元帳の場合 ) またはグローバル計画値 ( グローバル元帳の場合 ) 入力または照会計画按分コード登録を選択します。
  2. 按分コード登録 : 第一画面が表示されます。

  3. 以下のデータを入力してください。
  4. − 数字以外の文字による 4 文字以内の按分コード名

    − コピーしたい既存の按分コード名 ( 必要に応じて )

    参照された按分コードが ( システムとともに供給された ) 標準按分コードの1つである場合は、期間数や按分コードの相関ファクタを変更することはできません。

  5. Enter を選択します。
  6. 按分コード < > 登録 : 期間画面が表示されます。

  7. 以下のデータを入力してください。
  8. − 按分コードのテキスト

    − 権限グループ ( 必要に応じて )

    按分コードを登録、照会、変更、および削除するための権限をユーザに要求したい場合は、この項目に権限グループ名を入力します。ユーザ権限を必要としない場合には、この項目を空白にしておきます。

    − 計画値の付替対象となる各期間の期間番号

    各四半期の最初の期間に合計額を付け替える場合、最初のスペースに 1 を入力し、以降のスペースに 4 7 10 を入力します。

    期間は任意の順序で入力できます。入力した期間とそれに対応する値は、自動的に昇順ソートされます。入力できる期間の数には、制限がありません。

    − 該当する期間のとなりにある付替ファクタ

    相対付替ファクタによって、各期間に付け替える合計計画値の金額が決まります。各期間には、次の計算式から算出された合計額の一部付け替えられます。

    ( 期間付替ファクタ×合計計画金額 ) ÷付替値合計

    (1) 付替期間 1 の付替ファクタが 40 (2) 按分コードの全付替値の合計が 320 、および (3) 合計計画金額が 5000 の場合、期間 1 に付け替えられる金額は次のようになります。

    (40 * 5000) / 320 = 625

  9. 按分コード < > 登録 : 期間画面では、以下の追加処理機能が使用できます

追加処理機能 - 按分コード < > 登録 : 期間画面

選択

目的

編集ゼロ表示

相対ファクタがゼロの期間の表示

編集ゼロ非表示

相対ファクタがゼロの期間の非表示

補足履歴 ...

按分コードの改訂履歴の表示

 

  1. 按分コード→保存を選択して、按分コードを保存します。