配分周期の登録 

配分とは、 1 つの組織エレメント ( 例、勘定 ) から 1 つ以上の他の組織エレメント ( 例、原価センタ ) に金額を配分する処理です。

FI-SL システムにおける配分は、周期単位に定義します。各周期は 1 つ以上のセグメントから成ります。各セグメントには、そのセグメントのセンダおよびレシーバをデータ配分ルールとともに定義します。

4.0A バージョンから、配分周期の更新および実行の各機能が変更されました。

これらの変更に関する詳細は、 R/3 ライブラリ ( 管理会計原価センタ会計実績転記および配分期末処理 : 定期配分 ) にある 定期配分の定義の文書を参照してください。

このセクションでは、以下の配分に対する配分周期およびセグメントの登録方法について説明します。

次の手順で、配分周期を登録します。

  1. 会計管理→財務会計→特別目的元帳→定期処理→配分を選択、次の中から一つ選択します。
  2. 実績配賦→登録 ( 実績配賦の場合 )

    計画配賦→登録 ( 計画配賦の場合 )

    実績付替→登録 ( 実績付替の場合 )

    計画付替→登録 ( 計画付替の場合 )

    FI-SL: < 配分タイプ > 登録 : 第一画面が表示されます。

    実績配賦および実績付替の登録には、実績転記メニュー機能も使えます ( 実績転記→実績終了→実績配賦または実績付替→登録 )

    計画配賦および計画付替の変更には、計画メニュー機能も使えます ( 計画→計画終了→計画配賦または計画付替→登録 )

  3. 以下のデータを入力してください。
  4. − 配分周期の元帳名

    − 配分周期の名前

    1 文字目には、数字以外の文字を入力します。配分の際に同じ名前を複数回使う場合には、それぞれの配分周期は必ず異なる開始日付にしてください。配分周期名が同じでも開始日付が異なると、周期は独立した対象として処理されます。同じ名前を持つ複数の周期を定義する場合、最初の周期の有効期間は通常次の周期が始まる前に終了させてください。

    − 配分周期の開始日付

    − 既存の配分周期をコピーする場合の参照情報

    配分の定義をコピーする元となる元帳の名前

    コピーする配分周期の名前

    コピーする配分周期の開始日付

  5. 実行を選択します。

FI-SL: < 配分タイプ > 周期登録 : ヘッダデータ画面が表示されます。

このセクションでは以下が説明されます。

配分周期のヘッダデータの登録

配分周期のセグメントの登録

セグメントのセンダ値の登録

セグメントのトレースファクタの登録