1 周期内には、 1 つ以上のセグメントを定義することができます。配分セグメントは次の部分から成り立っています。

• ヘッダデータ

• 固定金額に対しての場合、各センダから配分される金額を入力します。
• 転記済金額に対しての場合、必要に応じてセンダ管理値を入力することができます。
• 固定率の場合、レシーバトレースファクタの各単位ですべてのセンダに比率 ( 価格 ) を設定します。

• トレースファクタ

• 変動部分の場合、レシーバに対して変動部分値を入力します。
• 固定金額の場合、各レシーバに配分される固定金額を入力します。
• 固定パーセント率の場合、各レシーバに配分される固定パーセント率 (100% 以下 ) を入力します。
• 固定部分の場合、各レシーバに配分される固定部分 (100 を超えてもよい ) を入力します。

• 配分タイプが配賦であるため、センダ ( 勘定コード 500000 〜 510000) からの配分金額が配賦勘定 (400000) に累計されます。
• 周期ヘッダ (1) には、管理領域 1000 、会社コード 0001 、およびバージョン 001 が含まれます。通常は必ず配分される国内通貨およびグループ通貨のほかに、取引通貨も配分する必要があります。
• セグメントヘッダ (2) には、管理 ( 原価センタ 200) からデータを配分する配分ルールが含まれます。この配分ルールは、センダでは転記済金額を、レシーバでは固定パーセント率を使用します。
• 配分元であるセンダ (3) は、勘定コード 500000 〜 510000 の管理 ( 原価センタ 200) に対するすべての既存データレコードから構成されます。
• 配分のレシーバ (4) は、 EDP( 原価センタ 100) 、販売 ( 原価センタ 300) 、およびマーケティング ( 原価センタ 400) です。
• トレースファクタ (5) は、レシーバ値 ( 原価センタ 100: 10% 、原価センタ 300: 30% 、原価センタ 400: 60%) に割り当てられたパーセント率です。