マスタファイル値の登録 

マスタファイル値は、最初にマスタファイルを設定するとき、あるいはマスタファイルに情報がまだ存在していないときに登録します。

FI-SL コーディングブロックに利益センタの次元を追加するときは、マスタファイルに利益センタ値を登録することができます。

各次元にはそれぞれのマスタファイルがあります。 FI-SL マスタファイル値の登録は、個別のローカル / グローバル会社に対しても、クライアント内の会社すべてに対しても行えます。すべての会社に対するマスタファイル値 個別のローカル / グローバル会社のマスタファイル値を合わせもつこともできます。

利益センタの次元に関しては、 1 つのローカル / グローバル会社に対して1セットのマスタファイル値を登録し、クライアントの会社すべてに対しては別の1セットのマスタファイル値を登録することができます。

マスタファイル値を登録するには以下の操作を行ってください。

  1. 会計管理→財務会計→特別目的元帳→関連処理→マスタデータ統合→登録を選択します。
  2. マスタデータ登録 : 第一画面が現われます。

  3. 以下のデータを入力してください。
  4. − 登録したい次元値のテーブル名

    − マスタファイル値が参照するデータベース項目名

    − マスタファイル値の開始日付

    − マスタファイル値の終了日付

  5. 必要に応じて、以下のフラグを立てます。
  6. − このマスタデータに実績データを転記されては困る場合は、実績値転記無効を選択します。

    − このマスタデータを計画に使用されては困る場合は、計画値転記無効を選択します。

  7. 入力を選択します。
  8. すると、ダイアログボックスが表示されます。

  9. マスタファイル値を使うローカル / グローバル会社の名称を入力します。
  10. マスタファイル値が全部の会社を対象とする場合は、この項目を空白にしておきます。

  11. 入力を選択します。
  12. マスタ登録 : 基本画面が現われます。

  13. 以下のデータを入力してください。
  14. − 次元値。

    たとえば、事業領域という次元に情報を入力する場合、最初の値に 0001 2 番目の値は 0002 というように入力できます。

    − 値に対する 30 字までの短いテキスト。

    − 値に関する 50 字までのテキスト。

    項目に入力した値の開始日付。

    値のチェックはこの日付から開始され、マスタファイル定義に入力された値は、この日付の時点で有効になります。

    項目に入力した値の終了日付。

    値のチェックはこの日付から停止し、マスタファイル定義に入力された値は、この日付の時点で無効になります。

  15. 必要に応じて、以下のフラグを立てます。
  16. − 値に実績データを許容したくない場合 ( たとえば、値を計画を立てるためだけに使いたい場合 ) は、 実績値転記無効を選択します。

    この値に実績データを転記する場合は、フラグを空白にしておきます。

    − 項目値に計画を許可したくない場合に、予定値転記無効を選択します。

    この値に計画を許可する場合は、フラグを空白にしておきます。

  17. この画面では、次の追加機能を使うことができます。

追加処理機能 - マスタデータ登録 : 基本画面

選択

目的

編集 新明細

追加 FI-SL マスタファイル値の入力。

編集 エントリソート

FI-SL マスタファイル値を番号順またはアルファベット順にソート。

編集 明細削除

FI-SL マスタファイル値を削除。

 

  1. 次元情報を保存するには、マスタデータ保存を選択します。