FI-SL
マスタデータ : 会社通常、会社コードは法的な複式会計の単位として定義されます。しかしある状況の下では、会社が法人のサブセットまたは部門である場合もあります。
特別目的元帳では、複式会計の単位の使用は義務づけられていません。
グローバル会社コードの先頭の部分で、接頭辞
SAP を使用することは できません。グローバル会社コードとして、
使用中のシステム内に、接頭辞
SAP で始まる形で定義された会社がすでに存在する場合、 SAP コンサルタントにご相談ください。FI-SL
システムでは、 2 タイプの会社コードを使用しています。ローカル会社コード
FI
システムで定義されるこの 4 桁の会社コードは、 FI-SL システムで最もよく使われる会社コードです。ローカル会社コードから直接にローカル元帳が更新されるようにシステムを設定するか、またはローカル会社コードをグローバル会社コードに割り当て、ローカル会社コードがグローバル元帳を更新するように設定することができます。詳細は、企業構造導入ガイド
( 定義→財務会計→会社コード更新 ) を参照してください。グローバル会社コード
この
6 桁の会社コードは、 FI-SL システムで定義されており、会社コードと情報を 1 対 1 関係で連結することが可能です。会社が課税法人ではあるが法的には会社でない場合で、法的会社のようにより詳細な情報を課税法人にも保存しておきたいとします。この場合、課税法人
また、関係会社コードに対して生成された収益を相殺したいときにも、グローバル会社コードが使えます。
FI-SL
システムでグローバル会社コードを設定するときは、以下の作業を行います。詳細は、特別目的元帳導入ガイド
FI-SL
システムはグローバル会社コードを使用しているため、1つのグローバル会社コード内に複数のローカル会社コードをまとめることができます。複数の会社
6
桁のグローバル会社コードは、クライアント内の一部門で、普通は複式会計の単位として定義されます。 FI-SL クライアントの中では、任意の数の会社を更新することができます。通常、他の
SAP アプリケーションの会社コードは、1対1で FI-SL に転送され、ローカル会社コードごとに1つのグローバル会社を登録することができます。しかし、 1 つの会社内に複数の会社がある場合などで、システム内にデータが転記されていない場合は、グローバル会社内のローカル会社コードを再編成し、まとめることができます。