キャンペーン計画
キャンペーン生産は、製品を生産ライン上で製造するプロセス産業の会社で主に使用します。複数の生産充足処理の間や停止時間前に、これらの生産ラインの段取または片付を行う必要があります。製造された製品は、最終的に保管されるだけでなく、後続製造レベルで消費される場合などで一時的に保管されることがよくあります。これらの段取処理や片付処理、および保管には大きなコストがかかる場合があります。
キャンペーン計画の主な目的は、段取コストと保管コストを比較検討することです。たとえば、生産ラインを頻繁に変更すると、保管コストの削減には役立ちますが、同時に段取コストが増加する原因になることが考えられます。一方、生産ラインの段取を可能な限り低頻度にすると、段取コストは削減されますが、同時に保管コストが増加します。
キャンペーン計画機能を使用して、同じ製品や類似製品をキャンペーン生産にまとめ、特に段取コストと保管コストを削減することができます。
キャンペーン最適化とキャンペーンヒューリスティックのどちらを使用してキャンペーンを計画するかを決定することができます。
キャンペーン最適化を計画に使用するには、以下の要件を満たす必要があります。
● プロダクションプロセスモデル内ではボトルネックリソースを 1 つのみ使用すること。また、複数のボトルネックリソースがある場合は、それらを代替リソースとしてのみ定義すること。
● ボトルネックリソースでの活動間にオーダー間関係や紐付関係がないこと。

これらの要件を満たせない場合、キャンペーンヒューリスティックを使用してキャンペーンを自動的に計画することができます。
各種機能の追加要件の詳細については、以下の関連セクションを参照してください。
● SAP R/3 と SAP APO の間のキャンペーン統合
ステップ |
キャンペーンヒューリスティックを使用する計画 |
キャンペーン最適化を使用する計画 |
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1 |
たとえば、オーダーが需給連鎖計画 (SNP) の所要量から登録され、PP/DS に転送されます。
キャンペーンを SNP
で使用する場合、リソースマスタデータで期間ロットサイズ区分を設定します。(詳細については、
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2 |
既存のキャンペーン、段取および片付指図を PP/DS 最適化で処理することはできないので、ヒューリスティックのキャンペーン取消および段取/片付指図削除を使用して削除します。 |
詳細計画プランニングボードまたは生産計画実行でキャンペーン最適化を開始します。以下のステップ 2
から 6
が自動的に実行されます。
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3 |
詳細計画プランニングボードまたは生産計画実行で、選択したリソース
(ボトルネックリソース)
に対して
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4 |
PP/DS
最適化によって、
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5 |
ヒューリスティックのキャンペーン生産登録を使用して、互いの後続するオーダーで、詳細計画プランニングボードまたは生産計画実行で、段取グループまたは製品が同じであるオーダーから構成されるキャンペーンを登録させます。 |
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6 |
段取または片付指図を使用する場合は、詳細計画プランニングボードでヒューリスティックの段取/片付指図の調整または機能段取/片付指図の調整を実行します。 |
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7 |
必要に応じて、詳細計画プランニングボードまたはキャンペーントランザクションで計画を修正し、キャンペーンアラートを消去します。 |
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8 |
キャンペーンが別の自動計画実行で変更されないようにするには、キャンペーンを確定します。 |
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9 |
計画状況が変更されたら、ステップ 2 から再び開始します。 |
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10 |
計画を SAP R/3 用のプロセス指図に変換します。(SAP APO と SAP R/3 の間のキャンペーン統合を参照) |
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