アプリケーションの接続
このプロセスでは、二重管理原則のフレームワーク (CA-GTF-TS-PDC) により、二重、三重、または四重の管理原則を使用してアプリケーションの対象や操作をリリースすることが可能になります。
このプロセスは、追加のリリース対象を定義するか、あるいは新規アプリケーションを?重管理原則のフレームワークに接続する場合に使用します。
アプリケーションを二重管理原則のフレームワークに接続する場合は、以下のステップを実行する必要があります。
...
1. リリース対象の名称を定義します。
名称の最大長は 10 文字です。この名称は、以下の名称の一部に使用されます。
○ 転送構造の名称
Prefix_STR_release object_RELEASE
○ 汎用モジュールの名称
Prefix_API_release object_method_CB
これら名称の最大長は 30 文字です。
○ パラメータトランザクションとビューバリアントの名称
Prefix_release object_REL01, VV_TBCA_REL_RULE_release object, VV_TBCA_RTW_LINK_release object
プレフィクスは 4 文字以内にする必要があります。これにより、アプリケーションが識別されます (BCA は既に使用済み)。
2. 転送構造を登録します。命名規則: Prefix_STR_release object_RELEASE。
この構造には、カスタマイジング設定でリリース属性として選択可能なアプリケーションのすべての項目が含まれています。二重管理原則のフレームワークでは、リリース属性を使用して、対象や操作がリリースと関連しているかどうか、および関連するリリース手続が決定されます。リリース属性は、ユーザ決定の基準としても使用されます。
3. 二重管理原則のフレームワークのコンテキストにおけるリリース対象を定義します。
ビュー B_TBCA_OBJ_CAT で、以下の値を持つリリース対象のエントリを登録します。
項目名 |
必須エントリ |
オブジェクトタイプ |
リリース対象 |
テキスト (長) |
リリース対象の説明 (任意) |
構造 |
以前に定義された転送構造の名称 |
4. リリース対象に必要な汎用モジュールを使用可能にします (API 汎用モジュールの機能およびインタフェースを参照)。
5. ビュー V_TBCA_REL_FM で、各アクティビティのリリース対象について、以下の値を持つ API 汎用モジュールのエントリを登録します。
項目名 |
エントリ/アクション |
オブジェクトタイプ |
リリース対象 |
アクティビティ |
アクティビティ |
汎用モジュール |
アクティビティを実行する汎用モジュールの名称 |
サポートされる機能 |
リリース対象によってサポートされるアクティビティであるかどうかの区分を設定 |
6. IMG アクティビティ割当: リリース対象 -> リリース手続に以下の値のパラメータトランザクションを登録します。
項目名 |
エントリ/アクション |
トランザクションコード |
Prefix_release object_REL01 |
テキスト (短) |
割当: リリース対象 -> リリース手続 |
開始対象 |
パラメータトランザクション |
トランザクションテキスト |
提示された短テキストを保持 |
トランザクションの初期値 |
BCA_CUS_REL_PROC |
第一画面スキップ |
選択 |
デフォルト値: 画面項目名 |
P_OBJCAT |
デフォルト値: 値 |
リリース対象 |
このパラメータトランザクションを使用して、アプリケーションのカスタマイジング設定で、リリース対象をリリースプロセスに転送するかどうか、転送を行う時期、およびどの基準にもとづいてどのリリース手続を選択するかを定義します。
7. ビュー V_TBCA_REL_RULE について、IMG アクティビティ割当: リリース対象 -> リリース手続に以下の値のビューバリアントを登録します。
項目名 |
エントリ/アクション |
テーブル/ビュー |
V_TBCA_REL_RULE |
更新ビューバリアント |
VV_TBCA_REL_RULE_release object 名称の長さのため、リリース対象名の一部のみ使用可能 |
内容説明 |
リリースステップへのルールの割当 |
テーブル/結合条件テーブル |
V_TBCA_REL_RULE |
ビュー項目: テーブル項目 |
全選択 |
選択条件: テーブル項目 |
OBJECT_CAT および選択条件 EQ 'release object' |
ビューバリアント更新の登録も参照してください。
このビューバリアントを使用して、アプリケーションのカスタマイジング設定で、リリースのワークフローでワークアイテムを受け取る処理者、および対象となるリリースのステップを定義します。
8. ビュー V_TBCA_RTW_LINK について、IMG アクティビティ割当: リリース WF/リリース手続 WF -> リリース手続にビューバリアントを登録します。
項目名 |
エントリ/アクション |
テーブル/ビュー |
V_TBCA_REL_LINK |
更新ビューバリアント |
VV_TBCA_RTW_ release object 名称の長さのため、リリース対象名の一部のみ使用可能 |
内容説明 |
割当: リリース WF/リリース手続 WF -> リリース手続のリリース手続へのワークフローテンプレートの割当 |
テーブル/結合条件テーブル |
V_TBCA_REL_LINK |
ビュー項目: テーブル項目 |
全選択 |
選択条件: テーブル項目 |
OBJECT_CAT および選択条件 EQ 'release object' |
ビューバリアント更新の登録も参照してください。
このビューバリアントを使用して、サンプルのカスタマイジング設定またはアプリケーションのカスタマイジング設定で、リリース対象のすべてのリリース手続に対してリリースワークフローとリリース手続ワークフロー (サブワークフロー) を割り当てます。
9. 導入ガイド (IMG) の適切な箇所に 3 つの IMG アクティビティを挿入します。
これらの IMG アクティビティを記述するために、一般テキスト PDC_PROCEDURE、PDC_RULE、および PDC_WORKFLOW を使用することができます。
10. サンプルのカスタマイジング設定で、各リリース対象について、使用可能なすべてのリリース手続にリリースワークフローとリリース手続ワークフロー (サブワークフロー) を割り当てます。
この割当を行うには、二重管理原則のフレームワーク
(
リリース対象 ReleaseProcessBCA (一般リリース対象)を参照) で提供されているワークフローテンプレートを使用するか、または提供されているテンプレートをコピーして要件に応じて修正した独自のテンプレートを使用することができます。
11. アプリケーションのソーステキストで、二重管理原則のフレームワークの汎用モジュールの以下の呼出を適切な箇所に挿入します。
汎用モジュール |
挿入 |
BCA_API_REL_CHECK_ATTRIB (操作/対象がリリースに関連するかどうかをチェック) |
リリースのデータが保存される前 |
BCA_API_REL_CALL (操作/対象がリリースに関連する場合にリリース手続を開始) |
リリースのデータが保存された後 |
つまり、リリースに関連する操作について、データを保存する前に二重管理原則のフレームワーク(BCA_API_REL_CHECK_ATTRIB) を呼び出して、この操作または対象がリリースに関連しているかどうかをチェックする必要があります。次に、データをデータベースに保存して、再度二重管理原則のフレームワーク (BCA_API_REL_CALL) を呼び出します。この呼出によって、該当する場合にリリース手続 (ワークフロー) が開始されます。二重管理原則のフレームワークは必ずこの順番で呼び出し、2 つの汎用モジュールを使用する必要があります。ワークフローイベントを生成するには、汎用モジュールBCA_API_REL_CALL を呼び出した後、アプリケーションに対して COMMIT WORK を発行する必要があります。
汎用モジュールと対応するパラメータに関する説明は、システム内にあります。
12. 補足メニューポイントにあるアプリケーションに、リリース履歴照会機能を挿入します。この挿入を行うには、汎用モジュールBCA_API_REL_HISTORY_DISPLAY を使用します。押ボタンからこの機能を使用できるようにするには、ICON_HISTORY アイコンを使用します。
汎用モジュールと対応するパラメータに関する説明は、システム内にあります。
多重管理の原則を使用して、アプリケーション内の対象の処理をリリースするオプションが登録されます。