補修/廃棄サービス
補修/廃棄サービスの実行時に、配送先一覧 (BOD) の余剰在庫と無効在庫が識別されます。
特定期間において、BOD に含まれる製品の倉庫在庫と積送中在庫が需要予測を上回る場合、超過分の製品在庫は余剰在庫と呼ばれます。
一方、次に示す条件を満たす製品は無効在庫と呼ばれます。その条件とは、今後製造されない製品のサービスパーツであること、強制保有期間が過ぎていること、および製品需要が特定の制限値を下回っていることです。
補修/廃棄サービスでは、主に BOD における余剰在庫が決定され、無効在庫の候補が選定されます。そのために、余剰決定サービスを実行します。
計画サービスマネージャ (PSM)
で、このサービスを計画サービスとして定期的に (1
年に 1
回、半年に 1
回など)
実行するように計画することができます。または、追加の倉庫スペースが必要な場合や倉庫の在庫値を減らす必要がある場合は、マニュアル開始することもできます。余剰決定サービスの実行後、決定された余剰在庫をマニュアル承認し、ERP
システムおよび
SAP
Extended Warehouse Management (SAP EWM)
で廃棄処理をトリガすることができます。無効在庫が完全に消費されているかどうかをチェックするには、陳腐化チェックサービスを定期計画サービスとして月 1
などで実行するように、計画サービスマネージャで計画します。余剰在庫と無効在庫の報告は余剰レポートで行われます。このレポートでは、計画のさまざまな時間における余剰在庫と無効在庫の数量および値がチャート化され、それらの分析が行われます。
補修/廃棄サービスの一般設定を行っておきます。
余剰決定サービスでは、余剰と見なされる製品、つまり在庫のサービスパーツが決定されます。まず計画関連製品が選択され、BOD
全体のレベルまたはエントリロケーションレベルで過剰数量が決定されます。その際、該当するサービスパーツを使用する製品が今後も製造されるかどうかが考慮されます。今後も製造される場合は、指数平滑化予測に基づいて過剰数量が計算されます。製品の製造終了日がすでに過ぎている場合は、
フェーズアウト予測に基づいて過剰数量が計算されます。フェーズアウト予測に基づいて製品の過剰数量が計算されるとき、その製品が無効在庫でもあるのかどうかが一緒にチェックされます。
次のステップでは、ロケーション別の過剰数量が決定され、製品の廃棄が有益かどうかチェックされます。このチェックの結果として、提案過剰数量と提案保持数量が示されます。この数量は、システムで自動的に承認されるか、またはマニュアル承認する必要があります。
余剰承認では、計画担当者は、自分に割り当てられたロケーションプロダクトのうち、廃棄オーダーが自動的に発行されていないロケーションプロダクトのすべての過剰数量をチェックします。その後、計画担当者は、該当するロケーションプロダクトに余剰決定コードを割り当てることによって、これらの過剰数量を個別にマニュアル承認することができます。各計画担当者は、製品固有の予算に基づいて承認するかどうかを決定します。過剰数量の値がこの予算を超える場合は、それより多い予算を持つ計画担当者が承認して処理を進める必要があります。その後、承認された過剰数量の廃棄が ERP システムおよび EWM システムでトリガされます。
陳腐化チェックサービスでは、廃止フラグ区分が設定されている製品の在庫が完全に消費されているかどうかがチェックされます。この条件を満たしている場合にのみ、品揃えから製品を削除することができます。
報告用として余剰レポートが実行されます。この機能を通じて、過剰数量および値が評価されます。