アクションハンドラ
アクションハンドラは、SAP APO のコンポーネントであり、生産前および生産中の機能の自動実行またはマニュアル実行に使用されます。アクションハンドラにより計画システム SAP APO は外部システムとリンクされ、外部システムによって生産が管理されます (生産管理システム = PCS)。
通常、アクションハンドラは繰返生産および連続フロー生産で使用しますが、製造で使用することもできます。両方のシナリオで、アクションハンドラの使用を iPPE ("新規生産") と組み合わせることができます。iPPE を使用しないでアクションハンドラを使用することもできます。
自動アクションハンドラは生産中に使用し、マニュアルアクションハンドラは実際の製造プロセスの前に使用します。
● 自動アクションハンドラは、繰り返し発生する生産ステップに対して使用します。つまり、同じアクションがシステムによって複数回実行されます (文書の印刷、生産トラッキング、バックフラッシュなど)。
● マニュアルアクションハンドラは、製造プロセスを準備するために SAP APO の使いやすい環境で単一の APO オーダーの処理ステップを実行する場合に、常に使用する必要があります (構成品目の利用可能在庫確認の実行、オーダーの承認など)。マニュアルアクションハンドラは、iPPE を使用する場合にのみ使用可能です。
一般に、自動アクションハンドラおよびマニュアルアクションハンドラは別々には使用せず、両方を組み合わせて使用してプロセスを最適化します。
自動アクションハンドラを使用するための前提条件は、実績データを生産から計画に転送できるように、SAP APO 計画システムに生産管理システムが接続されていることです。
自動アクションハンドラのアクションポイントは、バックフラッシュのレポートポイントとして使用できるように、
iPPE (統合生産マスタ) のアクションポイントと同じにすることができます。
マニュアルアクションハンドラは、
計画手配管理および
モデルミックス計画の順序計画に統合されます。
● 自動アクションハンドラは、生産中に使用されます。このフェーズでは、計画手配が特定のアクションポイントに達したことが生産管理システムからレポートされるとすぐに、1 つ以上のアクションがすべての計画手配とともに自動的に実行されます。
必要なハードウェアを取り付けることによって、処理できるアクションの量をいつでも増やすことができます。
自動アクションハンドラの特殊なアクションに、生産トラッキングがあります。これは、生産中に特定のアクションポイントにおける特定のオーダー固有の情報を保存することを意味します。
● 生産準備プロセスでは、主にマニュアルアクションハンドラを使用します。このフェーズでは、個別計画手配を選択して、以下を実行することができます。
○ 計画プロセスの任意のポイントでスタンドアロンアクションをマニュアルで実行します (メッセージの送信、文書の印刷など)。
○ 定義された多次元アクションネットワーク内のアクションをマニュアルで実行します。
SAP は、必要に応じて変更できる複数の標準アクションを提供しています。また、独自のアクションを定義またはプログラムすることもできます。
アクションハンドラの完全な技術情報を確認するには、トランザクションコードおよびその他の技術情報を参照してください。
マニュアルアクションハンドラは、iPPE を使用する場合にのみ使用可能です。