SAP SNC
の可視化プロセス
SAP Event Management (SAP EM) を使用してプロセスを監視することができます。これは、プロセス内において遅くとも特定の日付/時刻で予定されているイベントに基づいています。実際のイベントが遅延するとア?堰[トが発生します。次の可視化プロセスは、SAP EM 5.1 の SAP Supply Network Collaboration (SAP SNC) に使用できます。
● 受信メッセージの SNC 可視化プロセス
● 購買発注の SNC 可視化プロセス
● 補充指図の SNC 可視化プロセス
SAP EM を使用する場合は、SAP EM のライセンスが必要です。SAP EM は SAP SNC システムにアドオンとしてインストールするか、または別のシステムにインストールすることができます。
可視化プロセスの設定を参照してください。
この可視化プロセスでは、SAP SNC で予定されるすべてのタイプの XML メッセージを監視することができます。予定イベントとは特定の時刻までに SAP SNC で受信される XML メッセージであり、次の特性の特定の組合せに対応しています。
● XML メッセージ送信者
● XML メッセージ受信者
● 製品
● カスタマロケーション
下の図は、プロセス、予定イベント、イベントの概要を示したものです。

この可視化プロセスでは、購買発注コラボレーションのプロセスステップを監視することができます。ここには、新規または確認関連の変更を伴う購買発注を得意先が SAP SNC に送信した後で、得意先が定義した期限までに発生する予定の以下のイベントが含まれます。
● サプライヤが SAP SNC の購買発注に対して購買発注確認を発行します。
● SAP SNC によって、得意先のバックエンドシステムに購買発注確認が送信されます。
下の図は、プロセス、予定イベント、イベントの概要を示したものです。

この可視化プロセスでは、補充指図コラボレーションの次のプロセスを監視することができます。
したがって、補充指図の発行に対応する妥当性チェックを有効にしておく必要があります。

次の発行オプションは、補充指図の可視化プロセスをサポートしていません。
● サプライヤおよび得意先のバックエンドシステムへの補充指図の同時送信(RO_PUBLISH_IMMEDIATELY 妥当性チェック)
● RO_PUBLISH_IMMEDIATELY レポートの発行
補充指図の可視化プロセスでは、これらの発行オプションで発行する補充指図は監視することができません。
補充指図の可視化プロセスの場合は、サプライヤが SAP SNC で補充指図を発行した後、サプライヤが定義した特定の期限までに以下のイベントが発生する必要があります。
● SAP SNC によってサプライヤのバックエンドシステムに補充指図が送信され、補充指図に基づき受注が登録されます。
● サプライヤのバックエンドシステムにより、SAP SNC に受注確認が送信されます。このイベントは、たとえば、ATP との補充指図コラボレーションに関連しています。
● SAP SNC によって得意先のバックエンドシステムに補充指図が送信され、補充指図に基づき購買発注が登録されます。
● バックエンドシステムによって、SAP SNC に VendorGeneratedOrderConfirmation が送信されます。このイベントは、購買発注番号の割当が得意先のバックエンドシステムで行われる場合に関連してきます。
下の図は、ATP による補充指図コラボレーション、予定イベント、およびイベントのプロセスの概要を示したものです。

下の図は、得意先のバックエンドシステムにおける購買発注番号割当、予定イベント、およびイベントのプロセスの概要を示したものです。

SAP EM で期日超過イベントを決定するレポートを実行します。データが SAP SNC に転送されます。SAP SNC によって、期日超過イベントの次のアラートタイプが登録されます。
● 受信メッセージの SNC 可視化プロセス
受信メッセージ期日超過 (アラートタイプ 7135)
● 購買発注の SNC 可視化プロセス
サプライヤの購買発注確認期日超過 (アラートタイプ 7129)
● 補充指図の SNC 可視化プロセス
○ サプライヤの補充指図確認期日超過 (アラートタイプ 7127)
このアラートタイプは、ATP による仕入先管理在庫に関連するものです。
○ 得意先の補充指図確認期日超過 (アラートタイプ 7128)
このアラートタイプは、得意先のバックエンドシステムにおける購買発注番号割当に関連しています。
SAP SNC
のプロセス担当ユーザは、SAP SNC
のアラートモニタを使用してアラートを監視することができます。SAP SNC
では
アラート通知によって、新しいアラートをユーザに対して自動的に通知することができます。SAP EM
は、可視化プロセスの設定および問題分析などの管理タスクにのみ使用します。
SAP SNC では、イベントメッセージは予定イベントの日付/時刻とともに SAP EM に送信されます。日程計画の場合、SAP SNC では選定可能プロセス計画の SNC_RESPONSE 日程計画決定表が使用されます。標準システムでは、カスタマロケーションのタイムゾーンに基づき、SAP SNC によって一日の終わりに予定イベントが配置されます。独自の日程計画ロジックを使用する場合は、日程計画決定表を拡張することができます。特に、選定可能プロセス計画の条件テクニックを使用すると、特定の特性に基づき (たとえば、得意先または出荷元ロケーションに応じて) 日程計画を設定することができます。
SNC_RESPONSE 日程計画決定表の PREP および POST 活動は、日程計画を出荷元ロケーションおよびカスタマロケーションのカレンダに合わせて調整するために活用できます。ここで設定する必要はありません。RESPONSE 活動は、最大許容遅延の定義に役立ちます。この期限は、選定可能プロセス計画の条件テクニックを使用して決定することができます。または、RESPONSE 活動の期間は活動マスタデータで定義することができます。条件テクニックを使用して決定する期限の優先度は、マスタデータの活動で決定する期限よりも高くなります。