先行指標基準予測の実行
履歴値に基づいた需要予測または履歴値のみに基づいた需要予測を生成しない場合は、先行指標基準予測を使用することもできます。
設置ベースは、このタイプの需要予測の基準となります。設置ベースには、現在市場にあるすべての設備が含まれます。設置ベースについて、つまり、設備または設備に関する特定のキー数値について特定の知識がある場合、先行指標基準予測でこの知識を活用することができます。たとえば、故障率に関する情報がある場合は、これを係数で定義することができます。この係数は市場にある設備で乗算され、これにより、将来必要になるサービスパーツの数を予測することができます。

航空機を製造しているとします。現在、市場に 1,000 機の航空機があります。経験から、得意先は約 200 回の着陸後にサービスパーツ A が必要になることがわかっています。先行指標使用回数を使用し、各着陸を 1 回の使用として定義して、この知識をサービスパーツ A の先行指標基準予測で活用することができます。
以下の先行指標が用意されています。
● 設置ベース
● オペレーション時間
● 使用回数
ただし、用意されている先行指標に加えて、独自の先行指標を定義することもできます。

配送先一覧 (BOD) のすべてのロケーションに同じ先行指標を割り当てる必要があることに注意してください。
前提条件の詳細については、先行指標基準予測の設定を参照してください。
...
...
...
1. 使用された先行指標の需要履歴が生成されます。次に、これらの履歴を使用して過去の期間ごとに係数の値が決定されます。
そのために、計画サービスSPP: 先行指標基準予測の準備サービス (SPP_LFI_SERVICE) が実行されます。詳細については、先行指標基準予測の準備サービスの実行を参照してください。
2. ステップ 1 で生成された需要履歴に基づいて、先行指標および係数の需要予測が生成されます。
このために、計画サービス SPP: 需要予測サービス (SPP_FCS_SERVICE) を計画して需要履歴を生成するか、または対話式需要予測画面で需要予測をマニュアルで開始することができます。対話式需要予測画面にアクセスするには、SAP Easy Access 画面で Advanced Planning and Optimization → サービスパーツ計画 (SPP) → 計画 → 需要予測を選択します。
いずれの場合も、以下の処理が行われます。
a. 先行指標の需要予測が生成されます。このとき、需要予測プロファイルの先行指標タブページの先行指標値項目での指定に従って処理が行われます。以下のオプションがあります。
■ 予測
この場合、需要履歴に基づいて需要予測が実行され、先行指標に対して定義した需要予測プロファイルが考慮されます。
■ 設置ベースから決定
この場合は、ナイーブ予測が登録されます。インフォキューブ SPP: 設置ベースキー数値 (9AIBASKF) の需要履歴から値が読み込まれ、現期間の値が将来期間の需要予測値としてコピーされます。
■ アップロード/マニュアル入力
この場合、需要予測値を対話式需要予測画面でマニュアル入力するか、または、たとえば、ビジネスアプリケーションプログラミングインタフェース (BAPI) を使用してアップロードすることができます。
対話式需要予測画面にアクセスするには、SAP Easy Access 画面で Advanced Planning and Optimization → サービスパーツ計画 (SPP) → 計画 → 需要予測を選択します。
b. 係数の需要予測が生成されます。このとき、需要予測プロファイルの先行指標タブページの係数値項目での指定に従って処理が行われます。以下のオプションがあります。
■ 予測
この場合、履歴データに基づいて需要予測が実行され、係数に対して定義した需要予測プロファイルが考慮されます。
■ 定数値
この場合、需要予測プロファイルで先行指標タブページの定数係数定数項目に値を入力する必要があります。この値は係数の需要予測値として使用されます。
■ アップロード/マニュアル入力
この場合、需要予測値を対話式需要予測画面でマニュアル入力するか、または、たとえば、BAPI を使用してアップロードすることができます。
3. 先行指標および係数の需要予測値に基づいて、ロケーションプロダクトの先行指標基準予?ェが決定されます。ステップ 2 と同様に、このステップは計画サービス SPP: 需要予測サービス (SPP_FCS_SERVICE) の一部、または対話式需要予測画面でマニュアルで開始できる対話式需要予測の一部です。
ロケーションプロダクトの先行指標基準予測を生成するために、ステップ 2a で決定された先行指標の需要予測値が、ステップ 2b で決定された係数の需要予測値で乗算されます。この処理は、将来の各期間に対して行われます。
4. 計算された需要予測値は、対話式需要予測画面で照会することができます。詳細については、需要予測結果の照会および先行指標基準?\測のキー数値を参照してください。