例: 情報構造のパーティショニング
多数のエントリがあり、該当する ZARIX テーブルが非常に大きい情報構造があるとします。この情報構造はパーティショニングされておらず、これからする必要があります。
現在のテ―ブルにこれ以上データが書き込まれないように、データ構造を変更する必要があります。また、当年度 (2005 年)、過去 2 年および翌年から 3 年間のデータがそれぞれ別のテーブルに書き込まれるようにパーティショニングを設定します。
以下の手順でこの指定を行います。
…
1. 開発またはカスタマイジングシステム(本稼動システムでは許可されない開発や変更を行うシステム) で、次の方法でパーティショニングを設定します。
開始日付 |
テーブル名称 |
0001/01/01 |
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2003/01/01 |
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2004/01/01 |
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2005/01/01 |
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2006/01/01 |
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2007/01/01 |
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2008/01/01 |
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2. これらの設定を本稼動システムに移送します。移送依頼にパーティショニングの設定からの変更を入力するかどうか、あるいは情報構造を別の場所に移送するかどうかは重要ではありません。ターゲットシステムに送信される情報構造の定義が、常に完全であることが重要です。
3. 本稼動システムでは、通常どおりアーカイブを続行します。
設定を本稼動システムに移送した後は、情報構造のパーティショニングは次のようになります。
開始日付 |
終了日付 |
テーブル名称 |
変更日付 |
G |
R |
0001/01/01 |
9999/12/31 |
ZARIXBC62 |
|
X |
|
情報構造はまだパーティショニングされていません。テーブル ZARIXBC62 はこの情報構造でも、すでに非常にサイズの大きいデータベーステーブルです。この情報構造では新規エントリは含まれていないため、このテーブルでは読取アクセスのみを行います。情報構造にデータが再度入力された時点でのみ、新規テーブルが生成され、データが入力されます。パーティショニング設定は該当する期間全体に適用されるため、旧テーブルにはデータは挿入されません。別のアーカイブセッションの後、パーティショニングは次のようになります。
開始日付 |
終了日付 |
テーブル名称 |
変更日付 |
G |
R |
2005/01/01 |
2005/12/31 |
ZARIXBC64 |
2005/06/28 |
X |
|
0001/01/01 |
9999/12/31 |
ZARIXBC62 |
|
X |
|
パーティショニング設定で指定した期間 2005/01/01 から 2005/12/31 のテーブル ZARIXBC64が生成されました。2006 年には、次のテーブルが生成されます。両方のテーブルは読込アクセスされます。
この処理には 2 つのオプションがあります。パーティショニングを情報構造の新規エントリにのみ適用するか、旧エントリにもパーティショニングを適用します。
...
● 新規エントリのパーティショニング
この場合は何もする必要はありません。新規エントリは、パーティショニング設定にもとづいて自動的に情報構造に書き込まれます。情報構造から旧データを削除すると、旧テーブル ZARIXBC62 に残されているこれらのエントリが再編成されます。情報構造に旧ファイルがなくなると、テーブル ZARIXBC62 は空になり、パーティショニングは設定したとおりになります。
2005 年以前の期間の設定情報は、このシナリオでは必要ありません。
● 全エントリのパーティショニング
旧ファイルの場合にもパーティショニングを設定と完全に対応させるには、旧セッションすべてについて、情報構造を削除し、再構築する必要があります。この場合、2005 年以前の期間の設定エントリも使用され、対応するテーブルが生成されます。
この手順は特に重要ではないため、お奨めしません。これは旧テーブルが非常に大きく、新規エントリが追加されなくても処理が困難である場合のみ必要になります。
両方の方法を同時に組み合わせるか、別々のステップで導入することができます。
パ―ティショニングを切り替えた後は、情報構造を無効化し、即時に再有効化することによって、空のテーブルを削除することができます。その結果、必要のないテーブルが削除されます。