DRP
マトリクスのスナップショットの抽出
DRP マトリクスのデータをスナップショットとして SAP Advanced Planning and Optimization (SAP APO) のビジネスインテリジェンスシステム (BI システム) に抽出することができます。たとえば、抽出したスナップショットを使用して、物流所要量計画 (DRP)の計画データをアーカイブすることができます。また、DRP マトリクスの抽出済スナップショットを無効な計画バージョンとして、つまりオンラインシミュレーションの基礎として使用することもできます。
● SAP APO の BI システムを導入し、DRP マトリクスのビジネスコンテンツを選択して導入しておきます。DRP マトリクスのビジネスコンテンツは、インフォエリアサービスパーツ計画 (9ASPP) およびインフォエリア SPP: DRP マトリクス (9ADRPM) にあります。
● データソース DRP マトリクス (9ASPPDRPM) を SAP APO の BI システムからソースシステム SAP APO に転送しておきます。
● SAP APO の BI システムにデータソース DRP マトリクス (9ASPPDRPM) を複製しておきます。
● インフォソース DRP マトリクス (9ADRPMATRIX) をデータソース DRP マトリクス (9ASPPSRPM) に割り当てておきます。
● ソースシステム SAP APO をインフォキューブ DRP マトリクス: アドホック分析 (9ADRPMAH) に割り当てておきます。
ビジネスコンテンツおよび関連する設定の詳細については、SAP NetWeaver の SAP ライブラリで SAP NetWeaver ライブラリ → 主要機能別に見た SAP NetWeaver→ 主要機能別に見た情報の統合 → ビジネスインテリジェンス → データウェアハウス → データウェアハウス: 詳細ステップを参照してください。
● スナップショットの抽出中に DRP 結果を再計算する場合は、DRP の一般設定にDRP マトリクス: リアルタイム結果区分を設定しておきます。
● DRP の一般設定で、スナップショットの生成に使用する DRP サービスプロファイルを指定しておきます。DRP サービスプロファイルを指定しなかった場合は、デフォルトの DRP サービスプロファイルが選択されます。
これらの設定の詳細については、Advanced Planning and Optimization の導入ガイド (IMG) で、サプライチェーン計画 → サービスパーツ計画 (SPP) → 物流所要量計画 (DRP) → 一般設定: DRP を参照してください。
レポートに DRP マトリクススナップショットを使用する場合は、アドホッククエリを生成します。
そのためには、インフォキューブ DRP マトリクス: アドホック分析 (9ADRPMAH) 用のクエリを定義します。常にバージョンおよび製品を選択してください。ロケーションも指定した場合は、配送先一覧 (BOD) にあるロケーションが指定ロケーションの直接または間接的な下位ロケーションであるすべてのロケーションプロダクトの DRP マトリクスが抽出されます。ロケーションを指定しない場合は、指定した製品を提供するすべてのロケーションの DRP マトリクスが抽出されます。
クエリを定義する方法の詳細については、SAP NetWeaver の SAP ライブラリで SAP NetWeaver ライブラリ → 主要機能別に見た SAP NetWeaver → ビジネスインテリジェンス → BI スイート: ビジネスエクスプローラ → クエリデザイン: BEx クエリデザイナ → 新規クエリの定義を参照してください。
DRP マトリクスのスナップショットを抽出するには、インフォソース DRP マトリクス (9ADRPMATRIX) 用のインフォパッケージを登録します。選択基準として少なくともバージョンと製品を指定する必要があります。また、インフォキューブ DRP マトリクス: スナップショット (9ADRPMSS) がデータターゲットタブページに表示される必要があります。表示されない場合、更新ルールが正しく有効化されていません。
インフォパッケージの詳細については、SAP NetWeaver の SAP ライブラリで SAP NetWeaver ライブラリ → 主要機能別に見た SAP NetWeaver → 主要機能別に見た情報の統合 → ビジネスインテリジェンス → データウェアハウス → データウェアハウス管理 → スケジューラ → インフォパッケージの登録を参照してください。
抽出した DRP マトリクススナップショットを無効な計画バージョンとして使用することもできます。その場合は、計画バージョンを生成し、この計画バージョンを抽出したデータに割り当てます。その後、この計画バージョンに基づいてオンラインシミュレーションを実行することができます。スナップショットを無効な計画バージョンとして使用するには、以下の手順を実行します。
...
1. アドミニストレータワークベンチ (トランザクションRSA1) に移動し、以下の手順を実行します。
...
a. 特性抽出タイムスタンプ (9AEXTTSTMP) を選択します。
b. 二次マウスボタンでこの特性のコンテキストメニューを選択します。コンテキストメニューのマスタデータ更新を選択し、選択基準を入力します。
c. クエリを実行して、既存のすべてのスナップショットを照会します。
d. 無効な計画バージョンとして使用するスナップショットを選択します。変更モードに切り替え、計画バージョンを入力し、保存します。
e. 1 つ前のステップに戻り、特性抽出タイムスタンプ (9AEXTTSTMP) のコンテキストメニューを再度選択します。
f. コンテキストメニューのマスタデータ有効化を選択します。
2. SCM ベーシスのカスタマイジングで、データ管理レイヤ → トランザクションデータレイヤ (TDL) → TDL: 設定: デシジョンテーブルを選択して、以下の設定を行います。
a. コンポーネント - ビジネスオブジェクト組合せ SPP_TS を選択します。
b. 左側のナビゲーションツリーでデシジョンテーブル ID を選択し、デシジョンテーブルを新規に登録します。/SAPAPO/CL_TDL_IC_TS_DAO をデータアクセスオブジェクト (DAO) として入力します。
c. 左側のナビゲーションツリーでデシジョンテーブルの内容を選択し、パラメータ TDL_TS_ID とバージョンVRSIOEX 用のパラメータを入力します。
d. 1 つ前のステップに戻り、新規に登録したデシジョンテーブル ID を選択します。
e. 左側のナビゲーションツリーで DAO 初期化パラメータを選択し、以下のデータを入力します。
■ 参照データ列にデシジョンテーブルの ID を入力します。
■ DAO の初期化パラメータ列に INFOPROV を入力します。
■ 初期値列に 9ADRPMSS を入力します。
3. スナップショットのデータが表示されるかどうかをチェックします。そのためには、SAP Easy Access 画面で、Advanced Planning and Optimization → サービスパーツ計画 (SPP) → 計画 → 物流所要量計画 (DRP) → DRP マトリクスを選択して、DRP マトリクスを対話的にロードします。
○ 計画バージョンを入力します。
○ スナップショットバージョンの DRP サービスプロファイルで固定開始日項目に指定した計画開始日に合わせて、シミュレーションの計画開始日を調整します。

この 2 つの日付の値が一致しない場合は、利用可能在庫および在庫不足の値が、インフォキューブ DRP マトリクス: スナップショット (9ADRPMSS) にあるスナップショットデータの対応する値と異なることがあります。この場合、DRP は利用可能在庫および在庫不足の値を再計算し、スナップショットのそれらの値を読み込むことはありません。
4. このスナップショットに基づいてオンラインシミュレーションを実行する場合は、無効バージョンの DRP パラメータを変更し、DRP マトリクス画面でマトリクスデータの再計算押ボタンを選択することができます。

オンラインシミュレーションは、DRP マトリクス画面で直接実行することのみ可能です。計画サービスマネージャ (PSM) で計画することはできません。