最適化
輸送計画/配車計画 (TP/VS) コンポーネントにおける最適化の目的は、特定の制約を考慮してコスト効率よくオーダーを車両に割り当て、納入日付と輸送日付の順序を決定することです。
● SCM ベーシスのカスタマイジングでリモート制御と通信フレームワーク → 編集: 宛先を選択し、最適化のマスタデータを定義しておきます (たとえば、オプティマイザサーバへのネットワーク接続やユーザの最大数など)。
● TP/VS のカスタマイジングでオプティマイザ → 定義:最適化プロファイルを選択し、最適化プロファイルを定義しておきます。最適化プロファイルでオプティマイザの設定を定義します。
●
マスタデータ → アプリケーション固有マスタデータ → 輸送計画/配車計画
→
配車計画コストの更新を選択し、SAP APO のマスタデータにコストプロファイルを定義しておきます。オプティマイザで最小化されるコストを
コストプロファイルに定義します。
●
マスタデータ → 輸送レーン →
輸送レーンを選択し、SAP APO のマスタデータに輸送レーンを登録して、TP/VS に関連する設定を定義します。詳細については、
TP/VS
関連輸送レーン設定を参照してください。
●
多形式シップメントまたは積替の場合は、
積替階層を定義しておきます。
オプティマイザでは、最適化データ(オーダー、出荷伝票、および車両) に基づいて計画シップメントが生成されます。ことのき、前回の最適化実行またはマニュアル計画ですでに利用可能になっている計画シップメントがオプティマイザで処理されます。
オプティマイザでは、オーダーと出荷伝票を車両に割り当てるためのヒューリスティック基準を適用することにより、追加の計画シップメントも生成されます。このとき、既存の計画シップメントはオプティマイザで考慮されません。これらの最適な初期ソリューションが、検索プロセスの開始ポイントとなります。
これらの初期ソリューションは、オプティマイザで各ステップを経て修正されます。たとえば、別の車両へのオーダー積載、車両の輸送順序変更などの処理を行います。このとき、オプティマイザで制約に基づいた総コストの最小化が実行されます。
計画実行の最後に、特定された最適なソリューションがオプティマイザから返されます。たとえば、オーダーに対して、未納入コストが輸送コストより低い場合、このオーダーに対する納入は行われません。

マニュアルで登録した計画シップメントが制約に準拠しているかどうかを、オプティマイザでチェックすることができます。これらの計画シップメントの評価が終了すると、最適化実行は終了します。つまり、オプティマイザでそれ以上計画シップメントが生成されず、既存の計画シップメントも修正されません。
最適化実行を完了前に終了させることの詳細については、
最適化実行の中断を参照してください。
最適化の実行には、以下の 2 つのオプションがあります。
● 計画ビューで対話式に実行する
詳細については、対話式最適化実行を参照してください。
● バックグラウンドで実行する
SAP Easy Access 画面で、Advanced Planning andOptimization → 輸送計画/配車計画 → 計画 → 計画 (バックグラウンド) → 最適化実行の計画を選択します。