外部調達関係
外部調達関係は、SCM システムでマスタデータに属しています。これによって、OLTP システム(例: ERP システム) の購買情報、基本契約、および分納契約が SCM システムで表されるほか、製品調達の計画に必要なすべてのデータが含まれています。
外部調達関係により、分納契約 (APO 分納契約) の明細の納入日程行を SCM システムで直接生成することができます。
外部調達関係によって、使用している OLTP システムの情報と輸送レーンをリンクすることができます。
輸送?戟[ンによって、供給元ロケーション
(例:
仕入先)
と供給先ロケーション
(例:
プラント)
の間のビジネスリレーションシップが表されます。これは ERP
システムからデータを転送すると、SCM
システムで自動的に登録されます。
詳細については、
輸送レーンを参照してください。
外部調達関係では、供給元ロケーションと供給先ロケーションに対し、使用している OLTP システムに存在する特定の基本契約とのリンクを作成することによって、輸送レーンに関する情報が補足されます。

外部調達関係は、次の調達形態に存在します。
- 標準
- 外注
- 受託品/預託品
- 在庫転送分納契約の在庫転送

製品スチールボルト 01 は仕入先 Armstrong Co から Houston プラントによって調達できます。この製品はすでに ERP システムで登録されている分納契約によって調達されます。
SCM システムでは、製品スチールボルト 01 に関する仕入先 Armstrong Co. (供給元ロケーション) と Houston プラント (供給先ロケーション) 間のリンクが、輸送レーンで表示されます。また、ERP システム内の分納契約とこの輸送レーンの間のリンクが登録される、外部調達関係も存在します。

外部調達関係には、次のデータが含まれます。
● 一般データ
一般データには、購買情報、基本契約、分納契約に関する情報 (調達カテゴリ、論理システム、伝票番号、仕入先など) が含まれています。
● 設定
設定では、品目の予定納入日?狽フほか、外部調達関係の有効/無効が表示されます。
○
予定納入日数
ERP 購買契約の予定納入日数が使用されます。ただし、これは変更可能です。
供給元決定プロセスでは、予定納入日数を使用して外部調達オーダーの計画が計算されます。外部調達関係にエントリがないか、またはエントリがゼロの場合は、製品マスタの予定納入日数が使用されます。
外部調達関係のゼロの予定納入日数を供給元決定に使用する場合は、考慮区分も設定する必要があります。
考慮区分が設定されていない場合でも、ゼロを超える予定納入日数は一般的に考慮されます。
○
外部調達関係の無効化
購買情報、基本契約、または分納契約が ERP システムで削除されると、通常は外部調達関係が無効化されます。外部調達関係が無効になると、供給元決定プロセスには使用されず、新規輸送レーンも登録することはできません。
● 輸送レーンのデータ
割当済輸送レーンタブページでは、輸送レーンにデータを表示し、優先順位を更新することができます。また、このタブページでは、割当済輸送レーンのロックや、ロック解除が可能です。
● 分納契約データ (APO 分納契約の場合のみ)
分納契約タブページでは、次のデータを照会するだけではなく、場合によっては更新することもできます。
○ 設定
○ トランザクションデータ
○ 出荷データ
● パートナ (APO 分納契約の場合のみ)
パートナタブページでは、以下を指定することができます。
○ 分納契約リリース送付先の住所情報 (郵便住所、電子メールアドレスなど)
○ 分納契約のリリースを通知する媒体 (FAX、電子メールなど)
○ 仕入先の取引先機能 (この場合は供給元ロケーション)

ここで住所情報を更新しない場合は、供給元ロケーションのマスタデータに設定されている住所に分納契約リリースが送られます。その後、メディアとパートナロールが、カスタマイジングでサプライチェーン計画から協同調達 → 設定: メッセージのトリガを選択して設定されたデフォルト値を基にして決定されます。
また、次のいずれかのボタンをクリックして、追加情報を呼び出すこともできます。
● コスト
これにより、製品原価に関するより正確な情報 (スケール価格およびその有効期間など) を得ることができます。
● リリース発注登録プロファイル (APO 分納契約の場合のみ)
カスタマイジングにより、ここではリリース発注登録プロファイルを照会することができます。
● 分納契約リリース (APO 分納契約の場合のみ)
ここでは、分納契約明細について生成済の分納契約リリースを照会することができます。
● 購買発注履歴 (APO 分納契約の場合のみ)
ここでは、分納契約の明細について記録されている、すべての取引とイベント (入庫および請求書など) を照会することができます。
● 最終納入照会 (APO 分納契約の場合のみ)
ここでは、分納契約明細に対する最終納入の概要を照会することができます。入荷データは OLTP システムから APO システムに転送されます。
次の機能に分岐することもできます (関連処理 → <...>)。
● ロケーション
● 製品
● 輸送レーン
● 供給量割当
● 確認受領の許容範囲プロファイル、チェック手順および確認プロファイル (APO 分納契約の場合のみ)
カスタマイジングで、確認受領のプロファイルと手順を照会することができます。
● 確認入力 (APO 分納契約の場合のみ)
確認入力の機能に進みます。
外部調達関係は関連する輸送レーンに直接リンクされており、これには関連する詳細情報が含まれています。外部調達関係から輸送レーンに直接分岐して、関連データを更新することもできます。
OLTP システムが ERP システムの場合、購買情報、基本契約、分納契約 (およびこれらの購買対象に対する変更) をコアインタフェース (CIF) を介して SCM システムに転送することができます。
外部調達関係の詳細については、外部調達関係の処理を参照してください。