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BI
統計 
BI 統計は、ビジネスインフォメーションウェアハウスの基本的な機能の性能確認するために使用します。
BI 統計には、OLAP プロセッサとウェアハウス管理の両方の性能を確認することのできる以下のオプションが用意されています。以下が可能になります。
● インフォプロバイダ、インフォオブジェクト、インフォソース、ソースシステム、クエリ、集約の使用方法の概要を確認する
● システムパフォーマンスを分析し、改善する
● 集約の選択方法と使用方法を改善し、集約の更新の負担を軽減する
BI 統計は、技術コンテンツの一部として提供されています。技術コンテンツロールには、BI 統計、特に BI 統計マルチプロバイダ (これまで BW 統計マルチキューブと呼ばれていたもの) の導入に必要なすべてのオブジェクトが含まれています。
技術コンテンツのインストール方法は、アドミニストレータワークベンチのビジネスコンテンツからビジネスコンテンツをインストールする方法と同じです。
以下の図は、BI 統計におけるデータフローの概要です。

BI 統計のデータは、ビジネスインフォメーションウェアハウスで保存および管理されます。
クエリが実行されると、OLAP サーバ、データベースへのアクセスに関するデータが指定されます。このデータは、ナビゲーションステップが完了した時点で一時的に保存されます。これは、ODBO (OLE DB for OLAP) インタフェースを使用する場合も同様です。データがウェアハウス管理にロードされた後、集約が書き込まれてロールアップされると、追加のデータが表示可能となります。
BI 統計データの計算と保存にはそれほど時間がかかりません。ただし、インストールの規模が大きくなると、データセットも大量になる場合があります。このため、OLAP の各領域、ウェアハウス管理に関するデータを格納する各インフォプロバイダに対して個別にデータ入力を有効化/無効化することができます。保存したデータを削除することもできます (BI 統計のデータ転送の有効化を参照)。
各インフォキューブには、別々のインフォソースからデータが書き込まれます。これによって、データアップロードに要する時間が短縮されています。データのロードには抽出機能が使用されます。
レポートには、
マルチプロバイダが使用されます。
SAP BI で使用される技術コンテンツには、以下の機能が提供されています。
インフォキューブをともなう BI 統計マルチプロバイダ
クエリとダイアグラムをともなう BI 統計クエリ
BI 統計を利用して確認する事は、以下のように分類することができます。
情報
● システム上では、現在どのインフォキューブ、インフォオブジェクト、インフォソース、ソースシステム、クエリ、集約が使用されているか。これらのオブジェクトはどのような頻度で使用されているか。どのデータセットが使用されているか。どのユーザが現在システムを利用しているか。
● オンライン処理で許されている処理時間より実行に時間を要しているクエリはあるか。実行時間の長い処理 (データのロードなど) は、システム処理のピーク時でないときに実行されるか (最適化を参照)。
● データはデータウェアハウス内をどのように流れるか (データはどこから取得されるか)。移動先となるのはどのデータターゲットか。
文書
● ある特定の期間 (前四半期中、昨年度など) において SAP BI を使用したのはどの部門またはユーザか。
● データベース、OLAP プロセッサ、またはフロントエンドのワークロードは、時間とともにどのように変化したか。将来的にはどのような需要が予想されるか。
最適化
● ときには、実行にかなりの時間を要するジョブをスケジュール実行する必要が生じる場合があります。

● バックグラウンドでのレポート印刷
● 大量のデータのロード
● 集約データのロールアップ
この種のジョブはいつスケジュールするのが最適か。システムが最も空いている時間はいつか。ジョブをスケジュールしたタイミングが実際に最適であったか、あるいはシステムの過負荷につながる重複が発生しなかったか、などスケジュールを後からチェックすることができます。
● どの集約を使用したときにクエリの実行時間を削減できたか。データのロードにかかった時間は、集約のロールアップに要した時間も含めて、どの割合で増えたか。
● 使用されなくなったために削除可能となったのはどの集約、インフォキューブ、インフォオブジェクト、またはインフォソースか。インフォキューブの定期的なロードを変更できるか、または変更する必要があるか。
● パフォーマンス: クエリは、データベース、OLAP サーバ、フロントエンドにそれぞれどの程度負荷をかけるか。クエリの定義を変更してこの負荷を削減することができるか。
● インフォキューブはどの程度使用されるか、またインフォキューブへのデータのロードはどの程度複雑か。