アップロード用 DBA 計画カレンダで使用するジョブスケルトンを調整し、個別要件に合わせることができます。これにより、ショップに便利な DB2 ユーティリティの新規機能を使用することができます。
DBA 計画カレンダのジョブスケルトンを調整するには、以下のようにします。
…
1. トランザクション DB2J (JCL 管理エントリ) を呼び出します。
2. すべてのジョブを一覧表示を選択し、すべてのジョブを照会します。
3. スケルトンを修正するジョブを選択します。ジョブ名は判別しやすい名称となっており、たとえば、個別テーブル (または表スペース) の RUNSTATS ジョブのスケルトンは RUNSTATS_TABLE となります。
最初に一覧でジョブを選択してから、ボタンジョブ選択をして選択する必要があります。
4. 変更を選択し、スケルトンを変更することができるエディタにジャンプします。
ジョブ名が UTILS で始まらない場合、そのジョブは JCL ジョブのアップロードに適しています。構文的に正しい JCL ジョブを生成するための追加はできます。ただし、内部構文解析ルーチンによってスケルトンを処理できなくなるため、大まかなジョブの構造は保持してください。
ジョブ名が UTILS で始まる場合は、ユーティリティテンプレートはストアドプロシージャ実行に使用されます。これは JCL ではないため、有効なユーティリティオプションがあるユーティリティ名のみをそこに挿入することができます。JCL カードは挿入しないでください。
以下は、RUNSTATS_TABLE スケルトンのセクションの例です。
RUNSTATS TABLSPACE $DB.$TS
TABLE($TB)
SAMPLE($SAMP)
COLUMN(ALL)
INDEX($IX)
SHRVLEVEL(CHANGE)
履歴オプションを使用するには、以下のようにここでスケルトンを変更することができます。
RUNSTATS TABLSPACE $DB.$TS
TABLE($TB)
SAMPLE($SAMP)
COLUMN(ALL)
INDEX($IX)
HISTORY ALL
SHRVLEVEL(CHANGE)
5. 変更を保存します。これらの変更は、関連ジョブを次回実行するときに有効になります。
ストアドプロシージャテンプレートは、計画カレンダ (トランザクション DB13) で最初のジョブを (アップロードではなく) 送信後にのみ表示されます。ストアドプロシージャの変更を SAP サポートパッケージとの競合から保護する場合は、トランザクション DB2J、ボタンプロファイルパラメータで行うことができます。