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監視アーキテクチャの概念 
警告は警告モニタのツリー構造に表示され、重大度と色 (黄色は警告、赤色は問題) が割り当てられています。ここでシステムの現在のステータスを照会し、警告を処理することができます。警告モニタは、SAP R/3 4.0 に採用された監視アーキテクチャにもとづいています。

CCMS 監視アーキテクチャは、融通のきかない監視および管理プログラムではありません。柔軟なフレームワークを提供するために、広範囲の監視および管理機能を簡単に追加することができます。
監視アーキテクチャのエレメントの大部分は相互に独立して機能しており、特に、相互に独立して開発および調整することができます。
● データサプライヤ
データサプライヤは、監視アーキテクチャにデータを配信するプログラムです。個々のシステムコンポーネントに属しており、監視アーキテクチャに値をレポートする監視オブジェクトを登録します。監視アーキテクチャは、SAP システムとその環境のもっとも重要なコンポーネントのデータサプライヤとともに提供されるため、ただちに使用することができます。
データサプライヤから監視アーキテクチャに情報が渡されます。モニタリングアーキテクチャにより、システム情報を収集および管理するためのインフラストラクチャが提供されます。その結果、監視アーキテクチャによって、監視対象オブジェクトに関してデータサプライヤからレポートされた値がしきい値と定期的に比較され、値がしきい値を超えるか下回る場合に警告が表示されます。
● データコンシューマ
データコンシューマは監視アーキテクチャからのデータを読み込むプログラムであり、データサプライヤから監視アーキテクチャに転送された情報が表示されます。SAP では、標準データコンシューマとその他の特殊モニタの両方が提供されています。これらではすべて監視アーキテクチャから提供されるデータが使用されます。
● 監視オブジェクトおよび監視属性
監視オブジェクトとは、監視されるオブジェクトのことです。監視属性とは、監視オブジェクトについてレポートされる情報タイプのことです。たとえば、監視オブジェクトとしては、ホストシステムの CPU、データベース、およびバックグラウンド処理などの SAP サービスがあります。また、CPU オブジェクトの監視属性としては、CPU 使用率、CPU 負荷の直近の 5 分間の平均値などがあります。
警告モニタからは、システムの監視に必要な管理メソッドも提供されます。このため、警告のしきい値を設定し、自動応答メソッドおよび分析メソッドを追加または調整することができます。警告がトリガされると、自動応答メソッドが自動的に応答し、警告モニタから離れることなく分析メソッドを使用して警告の原因を調査することができます。監視アーキテクチャには、警告を管理およびアーカイブするためのツールも含まれています。