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Object documentation  低品質バッファの原因 Locate the document in its SAP Library structure

定義

バッファの低品質は、以下のいずれかの原因で発生する場合があります。

移送

tp を実行しているシステムに、新規に開発されたソースを移送すると、そのたびにプログラムバッファのすべてのエントリが無効になり、その他のすべてのバッファがクリアされます ( コマンド $SYNC) 。他のバッファと異なり、プログラムバッファは空の状態ではなく、無効なプログラムが格納された状態で開始されます。そのため、できるだけ 移送回数を少なくし、一括移送できるようにデータを収集する必要があります。

バッファのリセット

バッファの設定には、多数のデータベースアクセスとネットワークアクセスを必要とするので、システムに著しい負荷がかかります。そのため、バッファのリセットは、バッファ内容とデータベースの間に不一致が起こった場合にだけ行ってください。この不一致は、ネイティブ SQL でバッファテーブルを更新した場合、つまり、データベーステーブルがバッファを無視して直接更新された場合などに起こることがあります。テーブルバッファをリセットするには、コマンドフィールドに $TAB を入力します。アプリケーションサーバ上のすべての SAP バッファをリセットする場合は、コマンド $SYNC を使用します。これらのコマンドは、コマンドが入力されたアプリケーションサーバのバッファにだけ作用します。ネットワーク上の他のアプリケーションサーバのバッファには影響しません。

コマンド $TAB および $SYNC を使うと、システムに極端な負荷がかかります。大規模なシステムでは、バッファロードが元の状態に戻るまでに最高 1 時間 ( アクセスプロファイルによって異なる ) かかることがあります。その間、システムパフォーマンスは著しく低下します。

オフラインバックアップ、 SAP システムのリブート

オンラインバックアップの場合も、 SAP システムのリブートの場合も、 SAP システムを一度シャットダウンして再起動する必要があります。すべてのサーバのすべてのバッファがリセットされます。これにも、かなりの時間がかかります。

プログラム開発

Caution 開発用システムでは非常に大容量のプログラムバッファを必要とするため、本稼動システムではソフトウェア開発を行わないようにしてください。

参照 :

 

バッファの高品質

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