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Background documentation OMS バージョン Locate the document in its SAP Library structure

Note

OMS バージョンは、SAP liveCache データベースインスタンスでのみ使用されます。

OMS バージョンは整合性のあるビューをベースにしており、SAP liveCache データベースインスタンスの開始時点以降に有効な、整合性のある状態を表しています。OMS バージョンはアプリケーションによって生成され、複数のトランザクションにわたって拡張することができます。OMS バージョンでは、トランザクションが、競合するアプリケーションに関係なくオブジェクトを変更することができるデータの範囲が定義されます。どの時点においても、1 つの OMS バージョンは 1 つのデータベースセッション内でのみ編集可能です。

OMS バージョンは、オブジェクト管理システム (OMS) でいつでも有効化することができます。後続のすべての OMS 操作は、有効化された OMS バージョンを参照します。特に、OMS ビュー内でのみ表示される変更を行うことができます。

OMS バージョンのデータは、読み込まれるときに OMS ヒープにコピーされます。アプリケーションによって、OMS バージョン内のオブジェクトに対する変更をアプリケーションの現在の状態にコピーするかどうかが決定されます。OMS バージョンのデータに対する変更は、アプリケーションからの依頼以外の形ではデータキャッシュにコピーされません。つまり、OMS バージョンが削除されると、アプリケーションによって現在の状態にコピーされていないデータはすべて失われます。

再起動後は、OMS の旧バージョンは存在しません。旧バージョンは暗黙的に削除されます。

メモリのボトルネックが発生する場合は、OMS バージョンを閉じる(データベースセッションを終了する) ときにデータを OMS ヒープからデータキャッシュにスワップすることができます。

参照:

CCMS におけるデータベース管理: SAP liveCache テクノロジー

      Structure linkOMS バージョン

      Structure linkOMS バージョンの監視

 

 

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