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Background documentation 統計更新 (RUNSTATS) Locate the document in its SAP Library structure

DBA 計画カレンダから、1 つまたはすべての SAP 表スペースまたは RUNSTATS が推奨される表スペースの統計情報を更新することができます。必須セクション RUNSTATS も参照してください。

LOB 表スペースの特別な考慮事項

RUNSTATS オプションの多くは、LOB 表スペースに対しては有効ではありません。正確には、これらの表スペースの RUNSTATS ジョブでは、表スペース名と SHRLEVEL(CHANGE) のみが指定されます。指定すると、その他のオプションは無視されます。1 つ以上の補助 LOB 表スペースがある表スペースで RUNSTATS を実行すると、補助表スペースで RUNSTATS もトリガすることができます。

1 つの SAP オブジェクトの統計更新

DB2 オプティマイザで索引ベースのアクセスが優先されるように、統計を更新しない表スペースが複数あります (セクション DB2 カタログ統計の更新を参照)これらの表スペースはすべての SAP テーブルおよび推奨 SAP テーブルの更新から自動的に除外されます。

上記のカテゴリ内の特定の表スペースの統計を更新する特別な理由がある場合は、1 SAP オブジェクトの統計更新をスケジュールし、テーブルまたは表スペースを指定する必要があります。ダイアログボックスが表示され、確認を促されます。

RUNSTATS のプロファイルパラメータ

RUNSTATS には、以下のプロファイルパラメータがあります。これらのパラメータは、JES インタフェース (トランザクション DB2J) 機能プロファイルパラメータで更新します。

RUNSTATS

      並列ジョブ数

並列で実行するジョブ数を選択し、処理速度を上げることができます。

      抽出行の低//高パーセント (RUNSTATS)

3 つの正確性レベル (低、中、高) から選択することができます。これらは、テーブル内で調査される行のパーセントが異なります。デフォルト正確性レベルと対応するパーセントを設定することができます。

      MODIFY STATISTICS の経過時間 (RUNSTATS)

DB2 V7 RUNSTATS には、新規オプション HISTORY が含まれています。このオプションを指定すると、対応するカタログテーブルが挿入または更新されるたびに、複数の選択した項目が新規カタログ履歴テーブルにコピーされます。この結果、複数の RUNSTATS 実行間で関連統計データが保持され、データベースオブジェクトの拡大を監視し、最適割当数量を決定する際の支援基準が登録されます。さらに、アクセスパスが劣化した場合は、履歴データを旧カタログ統計の復元に使用することができます。

RUNSTATS を推奨どおり頻繁に実行する場合には、非常に大きくなる可能性がある統計履歴カタログテーブルをクリーンアップする MODIFY STATISTICS という名称のユーティリティがあります。MODIFY STATISTICS にはここで更新することができるパラメータ AGE があります。AGE 0 から 32767 日までに設定することができます。このユーティリティによって、指定日数より古いレコードがすべて削除されます。AGE = 0 を指定すると、MODIFY STATISTICS は使用されません。

SAP システムでは RUNSTATS HISTORY オプションを使用していないため、推奨値は 0 です。RUNSTATS ユーティリティ命令を更新して HISTORY オプションを使用する場合は、推奨値はデータの用途によって異なります。

       アクセスパスが劣化した際に、履歴データを旧カタログ統計の復元だけに使用する場合、値は 30 で十分です。

       データベースオブジェクトの拡大を監視する場合は、365 から 730 日の値がより適切です。

共通

      プログラム DSNTIAD の計画 (一般パラメータセクション)

RUNSTATS ユーティリティの詳細については、『SAP DBA Guide for DB2』のデータベース管理、セクションRUNSTATS を参照してください。

 

 

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