このチュートリアルでは、Microsoft Windows オペレーティングシステムのデータベースマネージャ CLI を使用してデータベースインスタンスの管理で選択されたタスクについて説明します。
すべての例は、練習とテストを目的に設計および設定されたデモデータベースにもとづいています。このデモデータベースインスタンスは、本稼動システムで使用しないでください。
データベースマネージャ CLI 文書には、DBM オプション、DBM コマンドとその前提条件が個別に記載されています。一方、このチュートリアルの目的は、データベースインスタンスの登録やデータベースパラメータの変更、バックアップの実行などで必要とされる DBM コマンドの正確なシーケンスを示すことにあります。
このチュートリアルは、管理タスクの代表的な例を集めたものです。
各例の内容構成は以下のとおりです。
用途 |
アクションの実行に必要なステップの一般概要 |
シナリオ |
その例の仮定の状況 |
手順 |
コメントを適宜加えた正確な入力テキストと出力テキスト |
結果 |
アクション実行後のデータベースインスタンスの状態を要約し、その時点で実行可能な後続アクションについて言及 |
個々の DBM コマンド実行における前提条件の詳細については、データベースマネージャ CLI 文書のコマンドの説明を参照してください。すべてのコマンドの概要を参照すると、目的の DBM コマンドを簡単に見つけることができます。
データベースシステムの詳細については、データベースシステムのコンセプトおよび用語集を参照してください。
この文書は完全なものではありません。しかし、ご連絡いただいた質問や問題点については、特に MaxDB メーリングリストを通じてさらなる対処を継続していきます。この文書に記載されていない管理タスクについて質問がある場合は、メーリングリストのアーカイブ (http://lists.mysql.com/maxdb) で関連情報を検索することができます。
この文書は、データベース管理者ガイドの内容をすべて網羅するものではありません。このチュートリアルを使用する際は、特にデータベースマネージャ CLI 文書を併用して、データベースシステムとそのコンポーネントに精通する必要があります。