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Function documentation コンバータ Locate the document in its SAP Library structure

用途

コンバータを使用すると、論理的なデータページを物理的な保管場所 (ボリューム ID およびポジションで構成されるブロックアドレス) に割り当てることができます。

Example

コンバータエントリ

271397  P     1/0000271404

論理ページ番号 271397 は、永続 (P) データページです。ポジション 271404 にある最初のデータボリュームに保存されます。

データページのタイプ

Type

内容

P

永続データページ

S

SAP liveCache データベースインスタンス内のデータページ

T

一時データページ

データベースシステムは、データベースインスタンスが開始したとき、コンバータ全体をコンバータキャッシュにインポートします。

データキャッシュ内にページ番号が見つからない場合、データベースシステムはコンバータキャッシュ内でページ番号を検索し、このページ番号を使用して、データボリューム内のデータページの物理的位置を計算します。

セーブポイントごとに、コンバータキャッシュの内容がデータベースシステムによってデータ領域に書き込まれ、保存されているコンバータにバージョン番号が与えられます。次のセーブポイントで保存されるコンバータには、次に大きいバージョン番号が与えられます。各コンバータバージョンは、データベースインスタンスの整合性のある 1 つの状態に対応しています。

コンバータでは、シャドウストレージコンセプトが使用されます。データベースシステムでは、もっとも最近データ領域に書き込まれたデータベースステータス (もっとも最近のコンバータバージョン) が、次のセーブポイントまで保存されます。データベースユーザがデータページを変更する場合は、最初に、そのデータページがデータベースシステムによってワークメモリにインポートされます。変更は、そこで行われます。変更されたデータページは、その後、次のセーブポイントでデータボリュームの新しい場所に書き込まれます。古いデータページが上書きのためにデータベースシステムによってデータボリュームにリリースされるのは、セーブポイントが終了したときのみです。

同じ論理ページを、別のタイミングで、別の物理的場所に保存することができます。

参照:

データ記憶域

キャッシュ (ワークメモリ)

ボリューム (永続記憶域)

セーブポイント

データ領域の凍結 (スナップショット)

 

 

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