セキュリティ要件が高い場合は、セキュアネットワー クコミュニケー ション (SNC) を使用して、移送管理システムでRFC 接続を保護することができます。
SNC の追加情報については、エイリアス systemmanagement の「SAPNet ー Web フロントエンド」を参照してください。ここで、セキュリティ → セキュアネットワー クコミュニケー ション を選択します。
SNC によって保護された TMS 接続の設定の自動サポー トは、リリー ス 4.6D の SAP システムでのみ利用可能です。技術的な理由により、ログオン画面を生成する接続は、 SNC によって保護されません。
SNC を使用して SAP システム間の RFC 接続を保護する場合は、以下の制限を考慮する必要があります。
§ 移送ワー クフロー では、これらのシステムへのインポー トはトリガされません。
§ これらのシステムに対するインポー トキュー は、これらのシステムに直接ログオンした場合にのみ調整することができます。
§ 移送をインポー トするには、これらのシステムに直接ログオンする必要があります。
ドメイン内のSAP システムが、SNC によって保護されたRFC 接続を使用して相互通信できるように設定されています (SNC マニュアルを参照) 。システムランドスケー プ全体を一度に変換する必要はありません。代わりに、システムごとに変換を行うことができます。
ドメイン内のすべてのシステムが SNC に変換された後は、システムへの未保護の RFC アクセスのみを回避する必要があります。 SAP システムにおいて、 SNC によって保護された接続を有効化する場合は、上記の TMS の制限を考慮してください。
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1. 移送ドメインコントロー ラとして機能する SAP システムにログオンします。
2. トランザクション STMS を呼び出します。
3. 一覧 → システム を選択します。システム一覧が表示されます。
4. ジャンプ → 移送ドメイン を選択します。画面 TMS 設定照会: ドメイン< ドメイン> が表示されます。
5. タブ管理を選択します。
6. 変更モー ドを選択します。
7. セキュリティオプション で SNC 保護オプション有効 を選択します。
8. 変更を保存し、設定を配信します。
SNC を使用する場合、 TMS ドメインコントロー ラは、制御するシステムに関する SNC 固有の情報を受信する必要があります。この情報を送信するには、 SNC 情報コピー を選択し、情報を配信します。
移送ドメイン内のシステム間で、RFC 接続が SNC によって保護されます。ドメインリンクを使用して他ドメインのシステムと通信する場合にも、この接続は SNC によって保護されます。