システムテーブルPOSTUPGRADECHECKLIST は、SQL 文の再実行を必要とするアップグレード (たとえば、ビューテーブル、トリガまたはデータベースプロシージャの再登録) で発生したエラーを示します。こうしたエラーは、アップグレードの際に無視されました。
POSTUPGRADECHECKLIST
UPGRADETYPE |
CHAR(40) |
アップグレードのタイプ (ImplicitUpgrade | CatalogToUnicode) |
SCHEMANAME |
CHAR(32) |
リカバリできなかったオブジェクトが割り当てられたスキーマの名称 |
OWNER |
CHAR(32) |
リカバリできなかったオブジェクトの所有者名 |
UPGRADEDATE |
TIMESTAMP |
オブジェクトのリカバリに失敗した時刻 |
ERRORNUMBER |
INTEGER |
リカバリ中に発生したエラーコード |
ERRORPOSITION |
INTEGER |
文にあるエラーの位置 |
STATEMENT |
LONG |
失敗した SQL 文のテキスト |
システムテーブルPOSTUPGRADECHECKLIST は、データベースのシステム管理者だけが照会できます。
アップブレードが終わると、POSTUPGRADECHECKLIST<バージョン> にある既存のテーブル POSTUPGRADECHECKLIST の名称は変更され、新しいテーブル POSTUPGRADECHECKLIST が生成されます。
アップグレードがUNICODE データベースインスタンスに対して実行される場合は、アップグレード情報はテーブル POSTUPGRADECHECKLISTUNICODE に保管されます。
参照: