通信チャネルの保護 

用途

データの転送に特によく使用される通信チャネルは、以下のとおりです。

通信チャネル

通信サーバ	目的	プロトコル
MaxDB X Server	MaxDB クライアント (データベースツール、インタフェース)	TCP/IP オプション: SSL (SAP システムの場合のみ)
MaxDB X Server	SAProuter	NI (SAP プロトコル) オプション: NISSL (SAP システムの場合のみ)

手順

SAP システムでは、データ転送を暗号化し、2 つのコンピュータ間での転送中にデータが盗聴されないようにすることができます。

詳細については、SAP システムのインストールガイド、およびSAP ノート 767598 を参照してください。

データベースインスタンスへのログオンでは、ユーザのパスワードはプレーンテキストで転送されるのではなく、暗号化されます。データベースシステムのコンセプト、認証を参照してください。

参照:

SAP NetWeaver → SAP NetWeaver Configuration → SAP Web Application Server → SAPRouter の SAProuter に関する文書