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Procedure documentation ファイルへの増分データバックアップのバックアップテンプレート定義 Locate the document in its SAP Library structure

用途

DBM ユーザとしてデータベースマネージャ CLI にログオンします。バックアップテンプレートを登録するデータベースインスタンスに接続し、タイプが FILE の増分データバックアップのバックアップテンプレートを定義します。

このファイルのシステムでの格納場所を選択することができます。相対パスを入力すると、データベースインスタンスのカレントディレクトリを基準にして解釈されます。すでに存在するディレクトリを指定してください。空白文字を含むパスまたは名称を入力する場合は、DBM コマンドに引用符をつけてください。先頭の引用符の前にバックスラッシュ (\) を付ける必要があります。

バックアップテンプレートは、データベースマネージャによって内部的に保存されます。バックアップテンプレートがバックアップで使用される場合にのみ、バックアップを保存したファイルがシステムで表示されます。

前提条件について確認するには、データベースマネージャCLI Structure linkmedium_putを参照してください。

参照:

データベースシステムのコンセプトStructure linkバックアップとリストア

シナリオ

次のプロパティを指定して、増分データバックアップのバックアップテンプレートを定義します。

バックアップテンプレート名: DemoDataInc
データキャリア (デバイス/ファイル): Backups 2005\Data\incDataJan01
タイプ: FILE
バックアップタイプ: 増分データバックアップ (PAGES)
サイズ制限: なし (0)
ブロックサイズ: 6
上書き: NO

手順

データベースマネージャ CLI を呼び出し、パスワードに MONDAYを指定して DBM ユーザ OLEGとしてログオンします。データベースインスタンス DEMODB に接続し、シナリオで示されたプロパティを指定してバックアップテンプレートを登録します。

>dbmcli -u OLEG,MONDAY -d DEMODB medium_put DemoDataInc "Backups 2005\Data\incDataJan" FILE PAGES 0 6 NO

OK

結果

バックアップテンプレート DemoDataInc がデータベースインスタンス DEMODB に登録されました。

このバックアップテンプレートを使用して、増分データバックアップを開始することができます。

参照:

ファイルへの増分データバックアップ

データベースシステムのコンセプトStructure linkデータのバックアップ

データベースマネージャ CLIStructure linkbackup_start

 

 

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