タイムアウト値によって、データベースセッションの最大無効期間が決定されます。無効期間は、SQL 文の終了から、次の SQL 文送信までの期間です。タイムアウト値を超えると、データベースセッションはデータベースシステムによってすぐに ROLLBACK され、終了されます。
タイムアウト値は、以下のように設定します。
● SESSION_TIMEOUT 特殊データベースパラメータを使用して、データベースインスタンスのすべてのユーザのデフォルトのタイムアウト値を設定することができます。
● CREATE USER 文または ALTER USER 文を使用して、特定の 1 人のユーザの特別タイムアウト値を指定することができます。
CREATE USERGROUP 文または ALTER USERGROUP 文を使用して、特定の 1 つのユーザグループの特別タイムアウト値を指定することができます。
データベースセッションでは、これらのタイムアウト値のうち最小の値が常に使用されます。データベースインスタンスにログオンするときに、さらに小さいタイムアウト値をデータベースセッションの無効期間として選択することもできます。
タイムアウト値は、秒単位で入力します。
参照:
データベースシステムのコンセプト、特殊データベースパラメータ
SQL 参照マニュアル、権限