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BAPI (CA-BFA)
の概説 
BAPI ( ビジネスアプリケーションプログラミングインタフェース) は、標準 SAP インタフェースです。BAPI は、SAP コンポーネント間、および SAP コンポーネントと非 SAP コンポーネント間で技術的な統合を行い、ビジネスデータをやりとりするために重要な役割を果たしています。BAPI を使用すると、これらのコンポーネントを統合することができます。このため、BAPI は、ローカルネットワークまたはインターネットを使用して複数のコンポーネントが相互に接続されている統合シナリオを開発する場合に重要となります。
BAPI を使用すると、技術レベルではなくビジネスレベルでの統合が可能となります。これにより、リンクの安定度が大幅に向上し、ベースとなる通信技術に依存しなくなります。
BAPI は、以下のタイプの統合に対して使用することができます。
キ SAP ビジネスコネクタまたはインターネットアプリケーションコンポーネント (IAC) を使用した、SAP システムのインターネットへの接続。

標準 SAP インタフェースおよびすべての BAPI は、XML ベースのインタフェースリポジトリ (IFR) で集中的に公開されます。これらのインタフェースおよび BAPI は、XML スキーマとして格納されます。このため、インターネットを使用して複数のコンポーネントが相互に通信を行う統合シナリオで直接使用することができます。インターネット上に存在するこのインタフェースリポジトリには、 http://ifr.sap.com からアクセスすることができます。
キ SAP コンポーネント間の標準化された通信を利用可能にすることによる、真のコンポーネントソフトウェアの登録。この目的は、共通インタフェース (BAPI) を使用して統合される独立したビジネスコンポーネントに、SAP システムの機能をカプセル化することです。
キ サードパーティソフトウェアとレガシシステムの接続。
キ ALE を使用する非同期接続による分散型シナリオの導入。
キ SAP システムへのフロントエンドとしての PC プログラムの使用。このプログラムは、Visual Basic ( マイクロソフト) や Visual Age for Java (IBM) などを使用して開発することができます。
複数システム間で動作するワークフローアプリケーション。
インターネットを使用して相互に通信するワークフローアプリケーション。
キ 得意先およびパートナによる独自のオブジェクト開発。
以下の図は、BAPI インタフェースを使用して、異なる種類のアプリケーションと SAP システムの間のリンクを利用可能にする方法を示しています。

オブジェクト指向のテクノロジーは、異なるソフトウェア製品間での通信の標準となっています。このため、ビジネス基準にしたがってデータおよびプロセスが構成されているビジネスオブジェクトタイプが導入されています。ビジネスオブジェクトタイプを使用すると、SAP システムをさらに小さく、分離不可能になるまで細分化し、その構造を改善して複雑さをなくすことができます。
BAPI は、ビジネスオブジェクトタイプに対するメソッドとして定義されています。このため、SAP システムにおけるオブジェクト指向の構造、およびオブジェクト指向のアクセスを行うための条件が提供されています。このようなオブジェクト指向のインタフェースを使用すると、導入に関する詳細な情報について知らない場合でも、他のコンポーネントから SAP システムのアプリケーションレイヤに直接アクセスすることが可能となります。
ビジネスオブジェクトタイプおよびそのBAPI を導入すると、企業の情報処理における共通の技術としてオブジェクト指向を使用することができます。たとえば、既存の機能およびデータの再利用、トラブルのない技術的な相互運用、非 SAP コンポーネントの導入などが可能となります。
以下の図は、この結果として形成されるアーキテクチャを示しています。主な部分は、以下のとおりです。
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キ
ビジネスコンポーネント
キ
ビジネスオブジェクトタイプ
キ
BAPI
キ
ALE
キ
統合シナリオ
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追加情報については、以下の項目を参照してください。