ASCII 形式 (特殊データベースパラメータ: _UNICODE = NO) で保存されたデータベースカタログのデータベースインスタンスを UNICODE データベースインスタンス (データベースパラメータ: _UNICODE = YES) に移行する際にエラーが発生しました。エラー原因は、knldiag または knldiag.err ファイルにロギングされています。
エラー原因に応じて、取るべきアクションが異なります。
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"RESTART
REQUIRED BEFORE MIGRATION"
移行を開始する前に、データベースインスタンスおよびその現在のソフトウェアが少なくとも 1 回は ONLINE
モードになっている必要があります。
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"UNHANDLED
ENTRY TYPE: " + レコードタイプの番号
データベースカタログに、移行されないレコードタイプが含まれています。未処理レコードはすべて収集され、レコードごとにエントリが書き込まれます。サポートに問い合わせてください。
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"ERROR
HANDLING TYPE" + レコードタイプの番号
メッセージに表示されるタイプのデータベースカタログレコードの処理時にエラーが発生しました。移行は中止されます。レコードは、MIGERRORREC.BIN という名前の作業ディレクトリに保存されます。サポートに問い合わせてください。
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"ERROR
WHEN RECREATING VIEW" + 定義済ビューの初期テキスト
ビューテーブルをリストアする際にエラーが発生しました。
どのエラーが発生したかによって、関連するビューテーブルを削除し、必要に応じて移行後にビューテーブルを再生成する必要があります。
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"MIGRATION
FAILED FOR TRIGGER: " または
"MIGRATION FAILED FOR DBPROC: "
データベースプロシージャまたはトリガは、テーブルにもとづいて定義されました。ただし、テーブル、列、またはユーザは名称変更されており、これらを再登録することはできません。再登録することができないすべてのデータベースプロシージャおよびトリガの一覧が生成され、その時点で移行が中止されます。
データベースプロシージャおよびトリガは移行時に使用することができなくなるため、削除する必要があります。
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"CONSTRAINTTEXT
IS TOO LONG: " + 制約名
制約の定義テキストが移行時に UNICODE
に変換されると、最大長を超えてしまいます。制約を削除するか、または修正する必要があります。
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"CATALOG
IS UNICODE ALREADY"
データベースインスタンスは、すでに UNICODE 対応になっています。
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""_UNICODE
has to be YES for migration"
データベースパラメータ UNICODE
が NO
に設定されていましたが、移行を開始しました。