DBM コマンドをデータベースマネージャで実行するには、データベースマネージャオペレータ (DBM オペレータ) およびデータベースシステム管理者(SYSDBA ユーザ)に、DBM サーバの該当する権限をが付与されている必要があります。これらの権限は、呼び出されるサーバ権限であり、DBM オペレータプロパティ Server Rights としてデータベースマネージャに格納されています。1 つのサーバ権限で複数の DBM コマンドが対象となったり、1 つの DBM コマンドに複数のサーバ権限が割り当てられていたりすることがあります。
サーバ権限
権限 |
データベースマネージャ GUI での ID |
データベースマネージャ CLI での ID |
SQL セッションへのアクセス |
SQL セッションへのアクセス |
AccessSQL |
ユーティリティセッションへのアクセス |
ユーティリティセッションへのアクセス |
AccessUtility |
バックアップの実行 |
バックアップの保存 |
バックアップ |
データベースファイルへのアクセス (参照専用) |
データベースファイルへのアクセス (参照専用) |
DBFileRead |
ステータス情報の照会 |
ステータスデータ依頼 |
DBInfoRead |
データベースインスタンスの開始 |
データベースインスタンスの開始 |
DBStart |
データベースインスタンスの停止 |
データベースインスタンスの停止 |
DBStop |
ローダプログラムの実行 |
LOAD プログラムの実行 |
ExecLoad |
インストールの管理 |
インストール管理 |
InstallMgm |
システムテーブルのロード |
システムテーブルのロード |
LoadSysTab |
データベースパラメータへのアクセス (読込と書込。パラメータ変更のコマンドは、変更がデフォルトパラメータファイル cserv.pcf でチェックされる場合にのみ実行されます) |
パラメータへのアクセス (チェック済書込) |
ParamCheckWrite |
データベースパラメータへのアクセス (読込と書込。システムによる変更チェックが行われないパラメータファイルの直接変更を含め、すべてのコマンドを実行できます) |
パラメータへのアクセス (読込と書込) |
ParamFull |
データベースパラメータへのアクセス (参照専用) |
パラメータへのアクセス (参照専用) |
ParamRead |
バックアップのリストア |
バックアップのリストア |
リカバリ |
スケジューラの管理 |
- |
SchedulerMgm |
DBM コマンドのスケジュール |
- |
スケジューリング |
共有メモリの管理 |
|
SharedMemoryAdmin |
オペレーティングシステムコマンドの実行 |
オペレーティングシステムコマンドの実行 |
SystemCmd |
DBM オペレータの管理 |
ユーザ管理 |
UserMgm |
参照:
データベースマネージャ GUI、サーバ権限の変更、データベースシステム管理者のサーバ権限の変更