データベースセッションまたはサービスセッションを必要とする DBM コマンドを実行する場合は、データベースマネージャをセッションモードまたはスクリプトモードで使用する必要があります。
さらに、一連の DBM コマンドを必要とするアクションを実行する場合は、セッションモードで作業することをお奨めします。
データベースインスタンスの完全データバックアップを作成する場合は、最初にデータベースセッションを開く必要があります。バックアップ操作を実行するには、適切なバックアップテンプレートが必要です。
参照:
ファイルへの完全データバックアップのバックアップテンプレートの定義
バックアップテンプレート DemoDataComplを使用して、データベースインスタンス DEMODB をバックアップします。
...
1. データベースマネージャCLI をセッションモードで呼び出し、パスワードに MONDAYを指定してユーザ OLEG としてログオンし、データベースインスタンス DEMODBに接続します。
>dbmcli -u OLEG,MONDAY -d DEMODB
dbmcli on DEMODB>
2. データベースセッションを開きます。
dbmcli on DEMODB>db_connect
OK
3. バックアップテンプレート DemoDataCompl を使用してデータバックアップを開始します。
dbmcli on DEMODB>backup_start DemoDataCompl
OK
Returncode 0
Date 20051229
Time 00104810
Server GENUA
Database DEMODB
Kernel Version Kernel 7.6.00 Build 016-123-109-428
Pages Transferred 384
Pages Left 0
Volumes 1
Medianame DemoDataCompl
Location Backups 2005\Data\completeDataJan
Errortext
Label DAT_000000003
Is Consistent true
First LOG Page 15939
Last LOG Page
DB Stamp 1 Date 20051229
DB Stamp 1 Time 00104809
DB Stamp 2 Date
DB Stamp 2 Time
Page Count 365
Devices Used 1
Database ID GENUA:DEMODB_20051201_111620
Max Used Data Page 0
---
dbmcli on DEMODB>