データベースインスタンスのデータ領域のすべてのデータをテープにバックアップします。
DBM コマンド backup_stateを使用して、バックアップ操作のステータスを照会することができます。この DBM コマンドを実行すると、バックアップの進捗状況が表示されます。
前提条件について確認するには、データベースマネージャ CLIの backup_start、backup_stateを参照してください。
参照:
テープへの完全データバックアップのバックアップテンプレートの定義
データベースシステムのコンセプト、データのバックアップ
テープへの完全データバックアップを実行します。
タイプが TAPE の完全データバックアップのバックアップテンプレート DemoTapeComplの定義が完了しています。
...
1. データベースマネージャCLI をセッションモードで呼び出し、パスワードに MONDAYを指定して DBM ユーザ OLEGとしてログオンし、データベースインスタンス DEMODBに接続します。
>dbmcli -u OLEG,MONDAY -d DEMODB
dbmcli on DEMODB>
2. データベースセッションを開きます。
dbmcli on DEMODB>db_connect
OK
3. バックアップテンプレート DemoTapeComplを使用してバックアップ操作を開始します。
dbmcli on DEMODB>backup_start DemoTapeCompl
OK
Returncode 0
Date 20051101
Time 00113310
Server GENUA
Database DB7.6
Kernel Version Kernel 7.6.00 Build 018-003-000-000
Pages Transferred 3800
Pages Left 0
Volumes 1
Medianame DemoTapeCompl
Location \\.\tape0
Errortext
Label DAT_000000010
Is Consistent true
First LOG Page 10615
Last LOG Page
DB Stamp 1 Date 20051101
DB Stamp 1 Time 00113309
DB Stamp 2 Date
DB Stamp 2 Time
Page Count 3775
Devices Used 1
Database ID GENUA:DB7.6_20051014_142158
Max Used Data Page 0
Converter Page Count 11
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dbmcli on DEMODB>
この DBM コマンドの実行後に、バックアップに関する情報が出力されます。この情報は、バックアップの終了時または中断時にのみ表示されます。そのため、この DBM コマンドへの応答には長時間を要する場合があります。