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This graphic is explained in the accompanying text IMPORT USER Locate the document in its SAP Library structure

IMPORT USER コマンドを使用して、ユーザに限定してエクスポートされたデータをインポートすることができます。これにより、このインポートデータは、インポート時にデータベースにログオンしたデータベースユーザに属すことになります。

前提条件

TESTDB デモデータベースが必要です。データベースユーザ MONA がまだ設定されていない場合は、登録します。

EXPORT USER コマンドを使用して必要なデータがエクスポートされていること。

データベース管理者 MONA としてローダを起動し、デモデータベース TESTDB にログオンします。Structure linkセッションモードを使用します。

loadercli -d testdb -u mona,red

データベースユーザ MONA のデータを TESTDB データベースにインポートします。

キーワードCATALOG および/または DATA の後にエントリを入力し、インポートする内容と、データベースカタログおよび/またはアプリケーションデータを選択することができます。

Caution

テーブルをインポートすると、このテーブルに定義されているすべてのオブジェクトとリンク (ビュー、他のテーブルとの外部キー依存関係など) も登録されます。必要なオブジェクトが存在しないためにインポートを実行できない場合、その事実が通知されます。一般的なエラーメッセージは、以下のとおりです。Structure link-25451 および Structure link-25392これらのエラーが発生した場合、インポートはその時点で強制終了されます。

現在のデータベースユーザのデータベースカタログのインポート

アプリケーションに属すユーザ固有のデータベースカタログ情報をインポートすることができます。

IMPORT USER
  
CATALOGINSTREAM 'mona_ddl.catalog'

データベースカタログ(CATALOG) は、DDL 書式 (デフォルト値) でインポートされます。

参照:

ローダStructure linkデータストリーム

現在のデータベースユーザのアプリケーションデータのインポート

ユーザ固有のアプリケーションデータをインポートすることができます。

IMPORT USER
  
DATAINSTREAM 'mona_pages.data'

アプリケーションデータ(DATA) は、PAGES 書式 (デフォルト値) でインポートされます。

IMPORT USER
  
DATAINSTREAM 'mona_records.data' RECORDS

アプリケーションデータ(DATA) は、RECORDS 書式でインポートされます。

PAGES インポートの場合、(ページにもとづく) データベース書式が使用され、ログエントリは書き込まれないため、ローダの RECORDS 書式を使用するインポートより高速です。ただし、PAGES 書式でインポートされたテーブルは、データをバックアップするまでは書込保護されます。

参照:

ローダStructure linkPAGESRECORDS

現データベースユーザのカタログ/アプリケーションデータインポート

ユーザに限定してエクスポートされたデータをインポートすることができます。

IMPORT USER
  
CATALOGINSTREAM 'mona_ddl.catalog'
  
DATA INSTREAM 'mona_pages.data'

構文要素の順序に注意してください。常にデータベースカタログのインポート用の構文要素を最初に入力し、続いてアプリケーションデータのインポート用の構文要素を入力します。

インポートからのテーブルの除外

キーワードCONFIGURATION の後にデータストリームを指定することにより、このデータストリームに指定した選択テーブルのアプリケーションデータを除外することができます。これらのテーブルは、そのスキーマおよびテーブル名を指定してデータストリームで識別する必要があります。

各種テーブルについてローダの動作をテストします。テーブルを除外する場合、テーブル CITY または HOTEL の除外などにより、依存関係を侵害しないように注意してください。

インポートからEMPLOYEE テーブルを除外します。以下の内容で employee.configurationファイルを登録します。

HOTEL,EMPLOYEE

ローダのセッションモードで以下のインポートコマンドを指定します。構文要素の順序に注意してください。最初に、テーブルをインポートから除外する構文要素を入力します。

IMPORT USER
  CONFIGURATION INSTREAM 'employee.configuration'
  CATALOG INSTREAM 'mona_ddl.catalog'
  DATA INSTREAM 'mona_pages.data'

hotel_table.configurationの制約とは関係なく、すべてのテーブルのデータベースカタログエントリは常にインポートされます。

その他のログ機能

キーワード PACKAGE の後にデータストリームを指定すると、指定したデータストリームに SYSLOADER.TRANSFORMATIONMODEL テーブルのコマンドエントリがエクスポートされます。これは追加のログオプションです。PACKAGE 構文要素は常に最後の構文要素として入力します。

IMPORT USER
  CATALOG INSTREAM 'mona_ddl.catalog'
  PACKAGE OUTSTREAM 'mona_csv.package'

参照:

ローダStructure linkその他のログ機能(package_spec)

IMPORT USER コマンドの完全な構文

構文オプションを組み合わせると、それに応じて複雑なコマンドになります。構文要素の順序に注意してください。

IMPORT USER
  CONFIGURATION INSTREAM FILE 'employee.configuration' CSV ASCII
  CATALOG INSTREAM FILE 'mona_ddl.catalog' DDL
  DATA INSTREAM FILE 'mona_pages.data' PAGES
  PACKAGE OUTSTREAM FILE 'mona_csv.package' CSV

完全な構文の内容説明については、ローダ文書の Structure linkIMPORT USER コマンドを参照してください。

参照:

インポート用のその他のコマンド

 

 

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