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This graphic is explained in the accompanying text EXPORT DB Locate the document in its SAP Library structure

EXPORT DB コマンドを使用して、データベースアプリケーションに属すデータをエクスポートすることができます。

前提条件

デモデータベース DEMODB が必要です。

EXPORT DB コマンドを実行できるのは、データベースシステム管理者 (SYSDBA ユーザ) のみです。データベース管理者としてローダを起動し、デモデータベース DEMODB にログオンします。Structure linkセッションモードを使用します。

loadercli -d demodb -u dbadmin,secret

DEMODB データベースのデータをエクスポートします。

キーワードCATALOG および/または DATA の後にエントリを入力し、エクスポートする内容と、データベースカタログおよび/またはアプリケーションに属すデータを選択することができます。

データベースカタログのエクスポート

データベースのアプリケーションに属すすべてのデータベースユーザに関するデータベースカタログ情報をエクスポートすることができます。

EXPORT DB
 
CATALOGOUTSTREAM 'demodb_ddl.catalog'

データベースカタログ(CATALOG) は、DDL 書式 (デフォルト値) でエクスポートされます。

参照:

ローダStructure linkデータストリーム

アプリケーションデータのエクスポート

すべてのデータベースユーザのアプリケーションデータをエクスポートすることができます。

EXPORT DB
 
DATA OUTSTREAM 'demodb_pages.data'

アプリケーションデータ(DATA) は、PAGES 書式 (デフォルト値) でエクスポートされます。

EXPORT DB
 
DATA OUTSTREAM 'demodb_records.data' RECORDS

アプリケーションデータ(DATA) は、RECORDS 書式でエクスポートされます。

PAGES エクスポートの場合、(ページにもとづく) データベース書式が使用されるため、ローダの RECORDS 書式を使用するエクスポートより高速です。

いずれの場合も、バイナリ書式はローダに固有であるため、データファイルを変更することはできません。

参照:

ローダStructure linkPAGESRECORDS

データベースカタログとアプリケーションデータのエクスポート

データベースアプリケーションに属すデータをエクスポートすることができます。

EXPORT DB
 
CATALOGOUTSTREAM 'demodb_ddl.catalog'
 
DATA OUTSTREAM 'demodb_pages.data'

構文要素の順序に注意してください。常にデータベースカタログのエクスポート用の構文要素を最初に入力し、続いてアプリケーションデータのエクスポート用の構文要素を入力します。

エクスポートからのテーブルの除外

キーワードCONFIGURATION の後にデータストリームを指定することにより、このデータストリームに指定したテーブルのアプリケーションデータを除外することができます。これらのテーブルは、そのスキーマおよびテーブル名を指定して識別する必要があります。

CITY およびHOTEL テーブルをエクスポートから除外します。以下の内容で hotel_table.configuration ファイルを登録します。

HOTELCITY

HOTELHOTEL

ローダのセッションモードで以下のエクスポートコマンドを指定します。構文要素の順序に注意してください。最初に、テーブルをエクスポートから除外する構文要素を入力します。

EXPORT DB
 
CONFIGURATION INSTREAM 'hotel_table.configuration'
  CATALOG OUTSTREAM 'demodb_ddl.catalog'
  DATA OUTSTREAM 'demodb_pages.data'

hotel_table.configurationの制約とは関係なく、すべてのテーブルのデータベースカタログエントリは常にエクスポートされます。

その他のログ機能

キーワード PACKAGE の後にデータストリームを指定すると、指定したデータストリームにSYSLOADER.TRANSFORMATIONMODEL テーブルのコマンドエントリがエクスポートされます。これは追加のログオプションです。PACKAGE 構文要素は常に最後の構文要素として入力します。

EXPORT DB
  CATALOG OUTSTREAM 'demodb_ddl.catalog'
 
PACKAGE OUTSTREAM 'demodb_csv.package'

参照:

ローダStructure linkその他のログ機能(package_spec)

EXPORT DB コマンドの完全な構文

構文オプションを組み合わせると、それに応じて複雑なコマンドになります。構文要素の順序に注意してください。

EXPORT DB
  CONFIGURATION INSTREAM FILE 'hotel_table.configuration' CSV ASCII
  CATALOG OUTSTREAM FILE 'demodb_ddl.catalog' DDL
  DATA    OUTSTREAM FILE 'demodb_pages.data' PAGES
  PACKAGE OUTSTREAM FILE 'demodb_csv.package' CSV

完全な構文の内容説明については、ローダ文書の Structure linkEXPORT DB コマンドを参照してください。

参照:

エクスポート用のその他のコマンド例

対応するインポートコマンド IMPORT DB

 

 

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