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Background documentation データベースID Locate the document in its SAP Library structure

データベース ID により、データベースインスタンスのデータ領域が一意に識別されます。データベース ID は、新規のデータベースインスタンスの登録時に、データベースシステムによって以下のパターンで作成されます。

<computer_name>:<database_name>_<日付>_<時刻>

Example

2006 1 30 11 26 33 秒に登録された、PARMA コンピュータにあるデータベースインスタンス DEMODB のデータ領域のデータベース ID は、以下のようになります。

PARMA:DEMODB_20060130_112633

データベースシステムでは、データベースインスタンスをリストアするときに、バックアップが本当にデータベースインスタンスに属しているかどうかを判断するためにデータベース ID が必要となります。

データ領域のデータベース ID は、以下の場合に変更されます。

      データベースインスタンスを初期化した後、それをデータバックアップからリストアした場合

データベースインスタンスのデータ領域には、バックアップに保存されたデータベース ID が含まれています。

Note

(データベースコピーを登録する場合などに) バックアップを別のデータベースインスタンスにインポートすると、バックアップされたデータベースインスタンスの名前がまずデータベース ID になります。

リストアされたデータベースインスタンスの最初のバックアップを作成すると、現在のデータベースインスタンスの名前および現在のタイムスタンプを含む新規のデータベース ID がデータ領域に与えられます。

      バックアップ履歴で特定のギャップが経過した後にデータバックアップを行った場合 (たとえば、データベースインスタンスの再実行を特定の回数行った後、またはログ領域の上書モードがオンに切り替わった後など)

現在のタイムスタンプを含む新規のデータベース ID がデータベースインスタンスのデータ領域に与えられます。

データベースシステムでは、データベース ID は以下の場所に保存されます。

      データ領域の再実行レコード (データベースインスタンスのデータ領域を識別します)

      ログ領域の情報ページ (データベースインスタンスのログ領域を識別します)

      各バックアップの情報ページ (バックアップを識別します)

以下の場合、データ領域とログ領域のデータベース ID は一致しません。

      データベースインスタンスを初期化せずにデータベースバックアップを別のデータベースインスタンスからインポートした場合 (ログ領域は空になります)

      ホットスタンバイシステムの場合 (複数のデータベースインスタンスで同じログ領域を使用します)

参照:

データベースマネージャ CLI

Structure linkdb_restartinfo

Structure linkmedium_label

 

 

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