この文書では、山括弧で囲まれている変数を使用してコマンドの構文を使用します。次の表に、最も一般的に使用される変数とその例を示します。
変数 |
例 |
内容 |
<dependent_path> |
ソフトウェアのインストールのみ。 Microsoft Windows*: C:\Program Files\sdb\<version> UNIX/Linux: /opt/sdb/<version>
ソフトウェアおよびデータベースインスタンスのインストール。 Microsoft Windows*: C:\Program Files\sdb\<database_name> UNIX/Linux: /opt/sdb/<database_name> |
データベースバージョン依存のサーバソフトウェアを含むディレクトリ |
<independent_data_path> |
Microsoft Windows*: c:\Documents and Settings\All Users\Application Data\sdb\data UNIX/Linux: /var/opt/sdb/data |
データベースインスタンスおよびアプリケーションのデータ、設定情報、実行ディレクトリを含むディレクトリ このディレクトリのパスは、DBM コマンド dbm_getpath を使用して表示が可能 dbmcli dbm_getpath IndepDataPath |
<independent_program_path> |
Microsoft Windows*: C:\Program Files\sdb\programs UNIX/Linux: /opt/sdb/programs |
データベースインスタンスとアプリケーションで同時に使用されるプログラムとライブラリを含むディレクトリ このディレクトリのパスは、DBM コマンド dbm_getpath を使用して表示が可能 dbmcli dbm_getpath IndepProgPath |
<sdb_user> |
sdb |
UNIX/Linux: データベースソフトウェア所有者である、MaxDB の特別オペレーティングシステムユーザ |
<sdba_group> |
sdba |
UNIX/Linux: MaxDB の特別オペレーティングシステムユーザグループ |
<sysdba_user> |
DBADMIN |
SYSDBA ユーザ名 (データベースシステム管理者) |
<sysdba_user_password> |
SECRET |
SYSDBA ユーザのパスワード |
* MaxDB ソフトウェアがインストールされていない場合はシステムデフォルト。MaxDB の旧バージョンがある場合は、インストールプログラムでは、このバージョンに属しているパスが新規インストールで提案されます。
参照:
データベースシステムのコンセプト、ユーザ、認証および権限
インストールマニュアル、ディレクトリ
データベースマネージャ CLI、dbm_getpath